1.家族一緒に旅行に行く
愛犬と一緒に旅行に行くことの飼い主さんにとってのメリット
愛犬と一日中一緒に過ごすことができて、深いコミュニケーションを取ることで深い信頼関係を築くことができます。
飼い主さんと一緒に旅行に行くことの愛犬にとってのメリット
いつもと違う景色、空気、環境で過ごすことは、犬の脳にとって大きな刺激となり、認知症の予防になると言われています。
2.ドッグランで思い切り遊ぶ
ドッグランで遊ばせることの飼い主さんにとってのメリット
愛犬の社会化に役立ちます。また、他の飼い主さんからトレーニング、フード、動物病院などの情報交換をすることができます。
ドッグランで遊ばせることの愛犬にとってのメリット
運動不足を解消し、「全力で走りたい!」という欲求を満たすことができます。
3.できるだけたくさんの人と触れ合う
友人や親せきを自宅に招く
家の中は、犬にとって自分の「テリトリー」です。そこにいろいろな人が出入りすると、最初は警戒して吠えることもあるでしょう。
けれども、「テリトリーの中に入ってきた人は怖くない人」「テリトリーの中に入ってきた人はおやつをくれるから好き」と言う風に少しずつ、慣らしていけばどんなに内弁慶で人見知りの犬でも、家に招くほど親しい人に対しては警戒心を持つことがなくなります。
友人や親せきと一緒の外出に愛犬を同伴する
自宅だけでなく、飼い主さんと親しいお友達や親せきの人と一緒に外出してみましょう。旅行と同じで、普段はあまり会わない人と一緒に過ごすことは犬の脳にとってとても良い刺激になります。
4.未経験のことにチャレンジさせる
ドッグスポーツにチャレンジ
アジリティ、ディスクドッグ、ドッグダンスなど、愛犬と一緒に楽しめるドッグスポーツがいくつもあります。本格的に競技会に出ることを視野に入れると、飼い主さんの生活も大きく変化します。
ドッグスクールにチャレンジ
ドッグスクールで、プロのドッグトレーナーさんから本格的な訓練を受けることは、犬にとっても飼い主さんにとっても、非常に有意義なことです。
まだ成犬になりきれないうちに、飼い主さんとのゆるぎない信頼関係を築き、常に飼い主さんに忠実で、さらに飼い主さん以外の人にも常に友好的な態度で接することができるようになれば、どこに連れて行っても、誰にあっても、どんなときでも、人に愛される犬になれるはずです。
5.ペットホテルに泊まる
飼い主さんと離れても平常心でいられるように
普段から、一人で自分専用の寝床で眠れるタイプの犬なら問題はありませんが、子犬のころから飼い主さんの側で眠る習慣のあるタイプの犬には、飼い主さんのいない場所で一晩過ごすことは強烈なストレスになるはずです。
シニア期を過ぎると、体調を崩すことも多くなり、病院に入院しなければならなくなることも考えられます。飼い主さんから離れて夜を過ごすことに多少なりとも慣れておかないと、体調が悪いだけでなく、知らない場所で過ごすことが大きなストレスになる恐れがあります。
ですから、知らない場所でも落ち着いて過ごすことができるようにペットホテルに預け、飼い主さんと離れて過ごす時間に慣れさせます。
まとめ
人間も犬も、元気に過ごせる体力や気力がある間に、やりたいことをやるのも大切です。愛犬と過ごす時間は、人間の時間にしてわずか十数年です。愛犬に経験させたことは全て飼い主さんと愛犬との思い出になります。
愛犬が元気なうちに、いろいろなことを経験することは、思い出をたくさんつくることと、少しでも長く、心身ともに健康で過ごせるための準備でもあります。どんな経験にしろ、愛犬にとって大切なのは「飼い主さんと一緒に経験する」ことだと思います。今回ご紹介した5つのこと以外にも、愛犬と一緒にいろいろなことを経験してたくさんの思い出を作ってあげてほしいと思います。