ベッドを使いたくない理由はこれ!
1.ニオイが気に入らない
買ったばかりのベッドは、真新しいニオイがしますよね。でも、犬にとっては、自分のニオイではないニオイがすることに、不安になってしまったり、不審に思ってしまったりすることがあります。そんなときは、愛犬のニオイが染みついた、ブランケットや毛布をベッドの中へ入れてみてください。自分のニオイに安心し、ベッドを使ってくれるかもしれません。
ベッドを購入するとき、ニオイを嗅いでチェックすることはないかと思いますが、自宅に戻り、不快なニオイがすることに気づくことがあります。ベッドが売られていた場所の環境によって、ニオイが移ってしまうことがあるからです。そんなときは、一度、ベッドをお洗濯してあげてから与えると良いです。
2.サイズが気に入らない
ゆったり寛ぐことができるようにと、広々としたベッドを与えていませんか?意外と狭くて窮屈なくらいのサイズを好む犬が多いようです。試しに、ブランケットや毛布などを敷き詰め、ベッドを狭くしてみてください。すんなり使ってくれるかもしれません。
身体がベッドにキュッとおさまっている方が安心できるのだと思います。逆に、広々としたベッドを好む犬もいるかもしれません。身体を丸くして眠るよりも、手足を伸ばしてのびのびと寛ぎたいのだと思います。
3.形が気に入らない
ベッドにもいろんなタイプがありますね。隠れるようにして眠ったり寛いだりすることが好きな犬であれば、キューブ型やドーム型を好むでしょう。頭をのせたり、顎を乗せたり、枕の役割も欲しいのであれば、囲いのあるボックス型を好むでしょう。出入りをするときに、手足が引っ掛かってしまったり、つまずきやすかったりする犬であれば、囲いのないマットタイプを好むでしょう。
4.素材が気に入らない
ツルツルとした素材であると、滑ってしまうような感覚がし、不安なのかもしれません。モコモコとした素材であると、手足を入れたときに不安定な感覚がし、不安なのかもしれません。毛足の長い素材であると、爪が引っ掛かってしまい、不快なのかもしれません。
5.機能性が気に入らない
夏には涼しいベッド。冬には暖かいベッド。季節によってベッドを変えてあげているでしょうか。夏には、通気性が良く、熱や湿気を排出しやすいベッドが好ましいです。冷感作用のある素材が使われているものがおすすめです。冬には、保温性が高く、暖房がなくても身体を温めることができるベッドが好ましいです。なかなか温まれないベッドだと使ってくれないでしょう。
また、低反発や高反発のベッドもあります。身体への負担を軽減することができるベッドや、寝返りがしやすいベッドもあります。高齢なのであれば、床ずれをしにくいベッドもあります。一日のほとんどを寝て過ごす愛犬のために、機能性を重視したベッド選びをしてあげたいですね。
6.他にお気に入りの場所がある
ベッド以外に、安心して眠ったり寛いだりすることができる、お気に入りの場所があるのではないでしょうか。ソファーの上であったり、飼い主さんのベッドの上であったりします。他にお気に入り場所がる場合には、愛犬用に買ったばかりのベッドは、すぐには使ってくれないことが多いです。
ケージの中など、愛犬のスペースでベッドを使ってほしい場合にも、まずは、お気に入りの場所の近くに愛犬用のベッドを置いてみてください。ソファーの上でも飼い主さんのベッドの上でも構いません。自分用のベッドだと理解してくれたり、気に入ってくれたりすれば、愛犬のスペースへ移動した後も使ってくれるようになるはずです。
まとめ
犬が用意したベッドを使ってくれない理由には、
- ニオイが気に入らない
- サイズが気に入らない
- 形が気に入らない
- 素材が気に入らない
- 機能性が気に入らない
- 他にお気に入りの場所がある
このような理由があり、使ってくれない理由のほとんどが、この6つの中のどれかに当てはまると思います。しかし、中には独特な理由を持っている犬もいるかもしれません。