犬と公園で遊ぶときに絶対守らなければいけないルールとは?
愛犬が運動不足にならないためにも、散歩をさせたり公園で遊ばせたり、ドッグランで走らせたりすることがあると思います。
しかし、犬専用の施設として確立されているドッグランとは違い、公園は公共の場でもあります。もちろん犬を連れている人だけではなく、散歩をしている人や子連れのママさんなど、利用者は様々ですよね。
公園に犬を連れて行く場合は、いくつか注意すべき点があります。どんなことに注意すれば良いのか一つずつ見ていきましょう。
1.犬を排泄させる場所に気をつける
公園内ではどこでも排泄させて良いというわけではありません。便に関しては持ち帰ることが原則で、そのまま置きっぱなしにするのは問題外です。
尿に関してですが、よく植物や芝生にさせて良いと勘違いしている飼い主さんがいますが、こちらもNGです。まず、植物に尿をかけると枯れてしまいます。尿には塩分も含まれていてこの塩分が植物の脱症状を引き起こし、枯れさせてしまうのです。
また、芝生は他の利用者が歩いたり、もしくは座ったり寝転がったりすることが考えられます。みんなが使う場所と考え、植物が植えられている花壇や芝生などに排泄させないよう配慮しましょう。もし公園内で排泄したがった場合は、排水口などの近くに排泄させて水で洗い流すことをオススメします。
2.リードを外して犬を放さないようにする
ドッグランでは施設内に入ったあと、犬のリードを外し自由に動き回れるようにすることが多いですよね。しかし、公園でこの行動はNG行為です。
公園には様々な人が訪れます。その中には、犬好きな人もいれば反対に犬が苦手だという人もいるでしょう。そういった人が安心して利用できるように、リードはしっかりと繋げた状態で散歩させてください。ロングリードを使用する場合も、周りに配慮しながら気をつけると良いでしょう。
3.公園の利用規則をあらかじめ確認する
全ての公園が犬を連れて行ってもOKという訳ではありません。ひとつひとつ利用するにあたり、禁止されている事項があります。公園の入り口などにも注意書きが掲載されているので、利用する前に確認しておくことがポイントです。犬連れOKであっても公園内の各箇所で犬の立入りを禁止している場合もありますよ。
4.犬のブラッシングはNG
公園の傍らで犬をブラッシングするというのも、控えなければならない行為です。そもそも公園の管理者がブラッシングを禁止していることがほとんどです。
理由としては、ブラッシングによって抜けた毛が風に乗って舞っていってしまうからです。近くにいた人の洋服に付いてしまったり、毛を吸い込んでしまったりする恐れがあります。中には動物アレルギーの人がいるかもしれませんよね。これらのことからブラッシングは家の中で行うようにしましょう。
5.水道やベンチなどは直接触れないように
犬の水分補給のために散歩の途中、公園の水道を使う飼い主さんも少なくないと思いますが、直接蛇口から飲ませるようなことはやめましょう。自分たちだけではなく、大勢の人が使うということを頭に入れておきましょう。
もし利用する場合は、容器を持参してその中に水を汲み、犬に与えるようにしてくださいね。またベンチや遊具を設置している公園もありますが、これらも犬が直接座ったりマーキングしたりしないように気をつける必要があります。
まとめ
今回は公園で犬と遊ぶときに注意することをご紹介しました。公園は幅広い利用者のいる公共の場です。守るべきマナーをきちんと理解して、犬を散歩させている人や犬自身のイメージを下げてしまわないように、気をつけたいものです。