赤ちゃんが生まれる前に準備すべきこと4つ
出産前は準備に追われてしまうものですが、愛犬にとっても赤ちゃんを迎えることは一大イベントです。赤ちゃんを迎え入れる前に、愛犬の飼育についていくつか見直し、安全に暮らせる準備を行いましょう。
犬の健康チェックを行っておく
犬の体調をチェックし、予防接種し忘れがないか確認しましょう。犬の感染症やイヌアレルギーは、抵抗力の弱い赤ちゃんが発症すると重症化しやすいです。そういったリスクをふまえた上で、事前準備を進めてください。
しつけ
興奮すると飛びついてしまう、顔を舐めてしまうクセは今のうちに改善を。ソファやベッドに乗ってしまわないように、しつけの見直しをしておきましょう。
赤ちゃんが来ることを教えておく
愛犬は、飼い主さんの変化にとても敏感です。これから赤ちゃんが来ることを、愛犬にも知らせておきましょう。赤ちゃんの動画を見せたり、人形を赤ちゃんに見立てて抱っこして見せたりするなどのシミュレーションを行うのもおすすめです。
ベビーベッドを用意する
犬がいるお家にはベビーベッドが必須アイテムです。ベビーベッドに飛び乗ってはいけないことも教えておきましょう。
赤ちゃんと犬が同居する際の対策8つ
赤ちゃんが生まれた後は、犬と赤ちゃん、それぞれの世話をする生活が始まります。次にご紹介する具体的な対策を行いながら、犬と赤ちゃんの同居生活を楽しんでください。
赤ちゃんの匂いを嗅がせておく
赤ちゃんを家に迎え入れる前に、愛犬に存在を知らせましょう。ガーゼに赤ちゃんの匂いをつけて教えておくことで、愛犬も心の準備ができます。
生活スペースを分ける
赤ちゃんの寝室と愛犬の生活スペースを分けて生活を送ります。抵抗力が弱い赤ちゃんの感染症とアレルギーのリスクを下げるためにも、濃厚接触は避けてください。愛犬にストレスを与えないためにも、しばらく距離感を保ちながら生活をしましょう。
部屋に犬と赤ちゃんだけを残さない
万が一の事故を防ぐため、部屋に犬と赤ちゃんだけを残してはなりません。犬が赤ちゃんをおもちゃだと思い、思わずケガをさせるケースも実際に起きています。子供が小学生高学年程度になるまで、目を離さなぬようにしてください。
犬を定期的にシャンプーする
犬の清潔を保つためにも、週1回程度シャンプーを。ブラッシングは家の外で行います。
犬に抜け毛対策効果のある服を着せる
イヌアレルギー等のリスクを増やさないためにも、抜け毛対策効果のある服を着せるなどの工夫をしましょう。
掃除・換気をこまめに行う
部屋の掃除や換気もこまめに行い、衛生管理の維持にも配慮をしましょう。ほこりが立ちにくいフローリングワイパーでこまめに拭き取り、空気清浄機の利用もおすすめします。
赤ちゃんのおもちゃを触らせない
赤ちゃんは何でも口に入れてしまうので、愛犬用のおもちゃと区別をさせましょう。愛犬がペロッと舐めた唾液から、赤ちゃんがアレルギー反応を起こしてしまうケースもあります。
愛犬を赤ちゃんに近づけるときは大人の目が届くところで行い、決して目を離さないように注意しましょう。
それぞれの食事は別の部屋で取る
赤ちゃんの授乳や食事をする、愛犬がご飯を食べるときはそれぞれ別の場所で行いましょう。特に、赤ちゃんが犬の食事に手を出してしまわぬようご注意を。愛犬のストレスの原因になり、思わず噛みついてしまうおそれもあります。
愛犬との時間を大切にする
赤ちゃんのお世話で大変ですが、愛犬の気持ちに寄り添える時間も大切にしてください。大好きな飼い主さんが赤ちゃんに取られてしまった・・・とヤキモチを抱えてしまうと、つい赤ちゃんに攻撃してしまう行動に出ることもあります。
愛犬と散歩する時間を確保したり、愛犬と2人で過ごす時間を作ったりするようにしましょう。
まとめ
犬と赤ちゃんの同居生活は微笑ましく、笑顔が絶えない日々が訪れます。安全な生活を送るためには、愛犬のしつけや健康・衛生管理は欠かせません。出産前後は慌ただしくなりますが、愛犬の気持ちに寄り添いながら赤ちゃんを迎え入れてくださいね。