愛犬と田舎で暮らすということ
メリット①「一戸建ての家でのんびり生活することができる」
田舎では、アパートやマンションよりも、一戸建てを借りる方が、家賃が安く済むことがあります。例えば、2LDK家賃4万円(芝生の庭付き)という一戸建て、とても魅力的ですよね。
アパートやマンションであると、階段やエレベーターで他の住人とすれ違うときに気を遣ったり、犬が苦手な住人への配慮も気になったりするところです。一戸建てなら、他の誰ともすれ違うことはありませんし、愛犬から目を離さなければ、庭で自由に遊ばせることもできます。また、マンションやアパートと比べて、鳴き声や騒音もそれほど気になりません。
メリット②「交通量が少ない」
田舎の散歩道は、国道など大きな道を除いて、住宅街や小さな道であれば車の通りが少なく、より安全にお散歩を楽しむことができます。バイク、自転車、人の通りさえも少ないです。
朝の早い時間や夜の遅い時間を狙って外に出れば、車、バイク、自転車、歩いている人、どれも全くすれ違うことがなく、貸切り状態なんてこともあります。もちろん街灯はありますが、それほど明るい場所ではないときは、気づかれない可能性が高いですので、反射材やライトが必須です。
デメリット「犬のための施設が少ない」
動物病院、トリミングサロン、ドッグラン、ドッグカフェ(又は犬同伴OKの店)など、犬のための施設がほとんどありません。全くない地域もあります。動物病院はあるものの、簡単な診察や治療しか受けることができず、大きなケガや病気をすると、車で数時間かけて他の大きな病院へ行かなければならないことがあります。
免許や車を持たない方の中には、毎月タクシーで往復1万円ほどの交通費を使って、トリミングサロンへ通っている、という飼い主さんもいます。愛犬と楽しめる場所といったら…公園や海でしょうか。最近では、マナーの悪い飼い主さんが増えたことで、犬の散歩を禁止する公園が増えています。
愛犬と都会で暮らすということ
メリット「犬のための施設が多い」
都会には、24時間営業している動物病院がありますよね。持病のある愛犬や、高齢の愛犬と暮らしているとき、安心できるのではないでしょうか。健康な若い犬であっても、いつ何が起きるかわかりませんし、素人では対応できないこともあるため、本当に助かります。ドッグラン、ドッグカフェ、犬同伴OKのお店なども多く、愛犬とのお出かけが楽しみなのではないでしょうか。
デメリット①「交通量が多い」
車、バイク、自転車、歩いている人、お散歩をしている犬。とにかくすれ違う量が多いですよね。チワワやポメラニアンなどの超小型犬であれば、人混みの中を歩くことは難しいのではないでしょうか。人目につかず、蹴られてしまったり、踏まれてしまったりすることがあるかもしれません。とても危険です。
デメリット②「地面がアスファルトばかり」
ドッグランや公園へ行かなければ、土や芝生の地面がない、なんてこともあります。アスファルトばかりで、夏場の地面が熱くなるときは、ドッグカートでお散歩、なんて犬もいるのではないでしょうか。車でドッグランや公園まで通っている、という飼い主さんもいます。
まとめ
愛犬と田舎で暮らすこと、愛犬と都会で暮らすこと。どちらにもメリットとデメリットがあります。どちらの環境が適しているかは、犬それぞれが持つ性格や個性、犬種などによって異なるのではないでしょうか。
どちらで暮らすことになったとしても、その環境に適したしつけやトレーニングを行うことで、犬も人も快適な暮らしができると思います。愛犬との理想的な暮らしを実現し、充実させることができると嬉しいですよね。