犬に芸を教えることは必要なの?必ず覚えさせるべき?

犬に芸を教えることは必要なの?必ず覚えさせるべき?

愛犬に芸は教えていますか?「しつけ」ではなく「芸」は、絶対に教えなければいけないもなのでしょうか?この記事では、犬に芸を教える必要はあるのか、また芸を教えるメリットもご紹介いたします。

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しつけと芸の違いとは?

飼い主と笑顔でタッチする犬

しつけとは愛犬自身、飼い主さん、周囲の方などすべてを含め、安全で快適な生活を送るために愛犬に覚えてもらうこと。いっぽう、芸は日常生活に絶対に必要なものではありません。

しつけとは

犬のしつけはペットとして飼われている愛犬が、人間社会の中で生活していくために、ルールやマナーを学んでもらうこと。愛犬自身はもちろん、飼い主さんも愛犬と幸せに暮らしていくため、また周囲の人に迷惑をかけないためにも、犬を飼ったら必ず必要になるものです。

トイレトレーニングは人と居住空間を共にする愛犬には絶対に覚えてもらいたいしつけのひとつ。「オスワリ」や「マテ」なども、しっかり指示に従えれば、お散歩中の事故防止にもつながります。その他、噛み癖や吠え癖をさせないしつけも、周囲の方への迷惑を考えると絶対に必要。愛犬自身のことを考えると、苦手と感じる物を多く作らないよう、様々な経験をさせて、知らない人や他の犬に慣れてもらうことも大切になってきます。

芸とは

犬の芸はトリックとも呼ばれています。基本的にできなくても困るものではありません。代表的なのが「オテ」。何となく多くの飼い主さんが教えていると思いますが、「オテ」はできなくても特に大きな問題はないですよね。

その他、「ハイタッチ」や「ちょうだい」など、見ていて可愛らしいものから思わず笑顔になってしまうような面白いものまであります。芸はしつけとは違い、愛犬と飼い主さんのコミュニケーションのようなもの。芸を覚えて飼い主さんに褒めてもらうことで「楽しい!」と感じる子もいるようです。

芸を教えるメリットは?

後あしで立ってちょうだいのポーズをする犬

脳への刺激

愛犬と何年か暮らしていくと、日常生活を安全でストレスのない生活を送るために十分なしつけが済み、犬は新しいことを学ぶ機会がなくなってしまいます。新しく学ぶことがない状態は、脳への刺激があまりないということ。愛犬に芸を学ばせることによって、脳が刺激され認知症予防や老化防止に繋がり、記憶力も高まると言われています。

飼い主さんとの良いコミュニケーション

飼い主さんが明るく楽しい気持ちで芸を教えると、その気持ちは愛犬にも伝わり、愛犬も楽しみながら新しい芸を学んでいくようです。遊びの延長で学び、さらに飼い主さんと良好なコミュニケーショがとれるため、絆や信頼関係も深まります。また体をつかう芸を学ぶことで、天候不良でお散歩に行けない日の運動不足解消にも一役かってくれるのです。

しつけに役立つ

愛犬にしつけをするときも、芸を教えるときも、基本的には飼い主さんの指示によって学んでいくものだと思います。飼い主さんの指示に従うと、「飼い主さんが喜んでくれる」や「オヤツがもらえる」など、「嬉しいことが起こる」と学習していくのです。愛犬を守るための重要なしつけも、指示に従うことに慣れていると学習スピードが上がるでしょう。

芸は必ず覚えさせるべきか?

鼻の上にオモチャを乗せる犬

犬にとって芸を覚えることはメリットが多いようですね。しかし、必ず覚えさせなければいけないというものではないと思います。まず優先すべきは「しつけ」になります。もちろん、芸を教えることがしつけに役立つ面もあるので、しつけが完璧ではないから、絶対に芸を教えてはいけないというわけでもありません。

落ち着いて過ごすことができる自宅では、とても良い子で、しつけも完璧、何なら芸も披露できるというワンちゃんでも、知らない人や他の犬が苦手な性格であれば、自宅以外では何もできなくなってしまうケースがあります。この場合、やはり、知らない人や他の犬に慣れてもらうためのしつけに時間を使う方が愛犬のためにもなります。

芸はあくまで「できるようになったら楽しいな」くらいの気持ちで、気楽に楽しく愛犬と一緒に遊ぶ感覚で行うのが良いのかもしれません。近年ではしつけも「褒めるしつけ」が主流となってきています。しつけの際も、イライラして怒るのではなく、互いに楽しみながらしつけをしていくのが良いでしょう。

まとめ

テニスボールを咥える犬

犬は非常に賢い動物で、学習能力も高く、芸を覚えることが得意な子もいます。その上、成功すると飼い主さんの笑顔が見られたり、オヤツがもらえたりするなど嬉しいことがあるので、芸を教えてもらうこと自体を喜びと感じる子もいるようです。

もちろん、個体差はあると思うので無理強いして教え込む必要はありませんが、老化防止などのメリットを考えると少し教えてみたい気持ちになりませんか?あくまでしつけ優先で、楽しむ程度にチャレンジしてみるのはいかかでしょうか。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    この記事に記載されている通り芸は必要はないでしょう。ですが老化防止には役に立ちます。老化防止のために教えるのなら教えた方が得ですが今までやっていた技も繰り返し行うことを忘れてはいけません。どんなときでも指示に従わなければ意味がありません
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