1.気温(室温)に気をつけてあげる
大好きな愛犬に気持ちよく眠ってもらうためには、『気温(室温)』をキチンと管理することが大切となります。私たち人間は快適に感じる気温のときに眠ると、とても心地良く眠れますよね?それは犬も同じなのです。ですので、なるべく愛犬が生活するスペースは常に犬に適している温度にしてあげることが大事といえます。
ちなみに人間と犬では体温が異なり、快適だと感じる温度も違うので、常に愛犬の立場になって気温を考えてあげる必要があります。犬種にもよりますが、犬が快適に過ごすことができる温度は20度~26度ほどとなります。愛犬を室内で飼っているのでしたら夏場は23度~27度。冬場は20度前後の室温になるように調整してあげるのがベストといえるでしょう。
2.愛犬が眠るときは大きな音を立てない
犬は人間よりも約4倍聴覚が優れているそうです。そんな耳の優れた犬が眠っているときに大きな音を立ててしまうと、気持ちよく眠ることができなかったりビックリして飛び起きてしまったりすることがあるので要注意です。
とはいえ、普段の生活で出ているくらいの音量でしたら問題ないので、それほど気にする必要もないといえるでしょう。逆に普段通りの環境のままにすることで、愛犬は安心してグッスリ眠れることが多かったりするそうですよ。
- ドアの開閉音
- 犬の近くでいきなり音を立てる
- 普段よりも大きな音でテレビを見る音楽を聴く
といったことをしないようにすると、愛犬は周りを気にせず気持ちよく眠ることができると思いますよ。
3.愛犬の寝床を用意してあげる
犬を飼う上で基本的なこととなりますが、『愛犬の寝床を用意する』のも愛犬の安眠にとても大切なこととなります。犬を室内で飼っている場合、犬のテリトリーは家全体になることが多いので、家のどこにいても安心することができますが、寝床は特に縄張り意識の強い特別な場所となるのです。例えば、私たち人間も自宅にある自分だけの部屋って一番落ち着きますし、自分だけの特別な場所として認識していますよね。
まさに犬も自分の寝床をそのように感じているのです。犬にとって寝床は特別で安心できる場所となるので『一番落ち着いて眠れる場所』といえるのです。ですから、できる限り愛犬の寝床を用意してあげることをおススメします。
4.暗くて狭い場所を一か所は用意してあげる
できれば寝床以外にも、愛犬がそのときの気分によって快適に眠れる場所を何か所か用意してあげると良いと思います。例えば、犬は本能的に暗くて狭い場所を好むので、部屋のすみっこに愛犬が眠れるくらいのスペースを用意してあげる。ドーム型の犬用ベッドを静かな場所に設置してあげる、など愛犬の生活スペースにいくつか秘密基地を用意してあげると、愛犬はいろいろな場所で気持ちよく眠ることができるでしょう。
5.信頼関係を築くことも大切
愛犬が快適に眠れるようにするために、環境面で心がけたいことをご紹介しましたが、飼い主と犬の信頼関係を築くこと……つまり、精神的に安心感を与えてあげることもとても大切となります。飼い主と犬が信頼関係を築けていると、飼い主がいるだけで愛犬はとっても安心できますし、飼い主のいる場所が愛犬にとって心地良い場所となるのです。
逆に飼い主と信頼関係が築けていないと、いくら環境面で快適な場所だとしても犬は飼い主の様子が気になり、その場所で落ち着いて眠ることができなくなってしまいます。
ですので、愛犬に安心してグッスリ眠ってもらいたいのでしたら環境面に気を使うだけでなく、信頼関係もしっかり築けるように心がける必要があるといえるでしょう。愛犬が嫌がることを無理強いさせすぎないように気をつけながら、毎日スキンシップをしたり散歩に連れて行ったりして信頼関係を築いていってくださいね。
まとめ
犬が快適に眠れるかどうかは飼い主次第といえます。安心しやすい環境をつくってあげるほど、犬はリラックスしながら眠ることができるといえるでしょう。また、信頼関係をしっかり築くことで愛犬はより安心して眠ることができるようになります。愛犬が仰向けになって眠るときは、リラックスモード全開になって眠っているといえますので、そういった姿をいつも見られるようになると良いですね。