1.犬の基本的な飼い方
愛犬と一緒に生活するためには、まず『犬の基本的な飼い方』を勉強することが大切となります。例えば基本的な飼い方を知らないと……
- 散歩の回数や時間
- 一日にあげるご飯の量や回数
- 散歩をするときのマナー
- 犬が喜ぶスキンシップ方法
- 犬が嫌がること
- 犬が不安や恐怖を感じやすいもの
- 犬にとって危険となるもの
- しつけの方法
- 必要なもの
といったことが分からないまま、愛犬と過ごすことになる可能性があります。
その結果、「何故か愛犬に嫌われている……」となることも少なからずありますので、最初はザックリとでも良いので、犬について少しずつ勉強していきましょう。犬の飼い方は本を買って勉強しなくてもインターネットで調べれば簡単に学ぶことができますから、暇なときにスマホを使って勉強することをおススメします。
もちろん中には間違った情報も含まれていますので、先輩の飼い主さんや獣医さんなどに聞いてみてもいいかもしれませんね。
2.犬の仕草や行動
愛犬との信頼関係を築いたり、愛犬に幸せな生活を送らせたりしてあげるためには、『犬の仕草や行動』の意味をキチンと理解してあげることも大切となります。
なぜなら、人間と同じ仕草や行動を犬がしても意味が異なる場合があるからです。よく知られている意味の異なる仕草だと『あくび』があります。人間があくびをするときは基本的に眠たいときにだけしますよね?しかし、犬は眠たいとき以外にも不安や緊張、ストレスを感じている場合にあくびをすることがあるのです。
その他にも、犬しかしない行動……例えば尻尾の動かし方や前足を舐める、といった行動の意味は勉強しないとほとんど理解することができないといえます。ですので、仕草や行動の意味もしっかり勉強する必要があるといえるでしょう。
3.犬にとって毒になるものを知ろう
愛犬に安全な生活を送ってもらうためには、『犬にとって毒となるものを知る』こともとても大事です。おそらく一度は玉ねぎやチョコ、タコやエビは犬に与えてはいけない食べ物だと聞いたことがあることと思います。
それ以外にも犬にとって毒となるものはたくさんあります。例えばナッツ系やぶどう、お酒やカフェインが入っている飲物(烏龍茶、緑茶、紅茶、ジャスミンティー、コーヒーなど)は犬にとって毒となる食べ物、飲物として知られています。
また、植物にも毒となるものがあるので愛犬が生活する環境に植物を置く場合は、まず犬にとって安全な植物かどうか調べるようにしましょう。特に近年では室内に置いている観葉植物を食べた犬が中毒を起こすケースも度々起きていますので、あらかじめ『犬にとって毒となるもの』の知識を身につけておくことが大切といえます。
4.犬種ごとの特徴や愛犬の性格を理解しよう
現在、世界には何百種類もの犬種がいるそうです。ですので、『犬』と一括りにして育て方や特徴を見ると間違った飼い方をしてしまうことがあります。そうならないようにするためには、愛犬の犬種について、ちゃんと勉強することが重要となります。例えば、愛犬の犬種は『狩猟犬』なのか『愛玩犬』なのかでも色々と気を付けるべき部分が違ってきますし、犬種による大まかな性格はどういったものなのか、ということがすぐに分かります。
また、毎日必要な運動量(散歩をする時間や遊ぶ時間)も大まかに知ることができますし、犬種ごとに発症しやすい病気も把握しやすいので、病気の予防も行いやすいといえるでしょう。
愛犬の犬種を把握することで、よりハッキリとした飼い方を決めやすくなりますから、できる限り早く知識を身につけておくことをおススメします。ちなみに犬種による性格や特徴はあくまでも『そういった傾向にある』というだけですので、全部鵜呑みにしないようにしてくださいね。あくまで参考程度に留めておいて、最終的には愛犬の性格や好みを研究しながら、少しずつ『どうすれば幸せに生活させてあげられるのか』を考えることをおススメします。
まとめ
犬を飼う際には、勉強しなければいけないことがたくさんあります。今回はその中から、愛犬を安全快適に過ごさせるために勉強すべきことを4つお伝えしました。お伝えしたものだけでも勉強すべきことがたくさんあるといえますが、これはあくまで最低限のこととなります。とはいえ、一度に全部を勉強するのは大変ですから、身構えないで少しずつ勉強しながら愛犬をたくさん幸せにしてあげてくださいね。