愛犬が本当に幸せかどうか確かめる方法
今回は、愛犬が本当に幸せかどうか確かめる方法をご紹介していきます。しかし、これはほんの一部なので、参考程度に確認してみてくださいね。1つでも当てはまっていたら、飼い主さんと一緒に過ごしている日々に幸せを感じている証拠です。
名前を呼ぶと嬉しそうに駆け寄ってくる
基本的なことではありますが、飼い主から愛犬に対して名前を呼んだときの反応を見てください。「○○」と声をかけると、すぐにパッと振り向いたり、嬉しそうに「なになに?」と近付いたりしてきてくれますか?
もしも嬉しそうに近付いてきたり、嬉しそうにパッとこちらに顔を向けたりしてくれたのであれば、飼い主と一緒に居ることに幸せを感じています。幸せを感じていなかったり、飼い主に対して愛情がなかったりする場合は、いくら呼んでも無視をしたり、あるいは面倒くさそうにのろのろと近寄ってきたりすることが多いです。
もちろん、シニア犬であれば動きはゆっくりでしょうし、眠ってた愛犬に呼びかけても反応は薄いでしょう。その点を考慮して判断してくださいね。
指示を嬉しそうに実行する
基本動作は多くの家庭で教えていると思います。すでにトレーニングが終わっている場合は、「おすわり」や「おて」を行ってみてください。嬉しそうに、楽しそうに行っている場合は、飼い主とのコミュニケーションを楽しんでいる証拠です。
このような基本動作は、犬自身がやりたいと思えるようなしつけ方法が効果的です。愛犬が楽しくトレーニングができていたことで、飼い主との信頼関係もしっかり築けていることでしょう。そんな飼い主と一緒に過ごしたり、コマンドをもらってコミュニケーションを取ったりすることで、楽しい、幸せと感じることができるのです。
自ら体をくっつけてくる
飼い主が座っていると、自ら近寄ってきて飼い主に寄り添うように体をくっつけてくる…ということはありませんか?これも愛犬からの愛情表現の1つであり、飼い主と一緒に居ることで幸せを感じられることを表しています。
特に好きでもない相手に体をくっつけることは、警戒心の強い犬にとってあまりありません。もちろん、フレンドリーな犬であれば、1度会った相手に心を許すこともあるでしょう。
しかし、自ら近付いて体をくっつけたり、リラックスしたように寝転がったりするのは、安心感があり、信頼する飼い主さんだけでしょう。体をくっつけ触れ合うことで、幸せを感じられるから、わざわざ近寄ってきて行動に起こすのです。
本当の幸せの形はその家庭によって違う
今回は「こんな方法で確かめることもできますよ」という例をご紹介してきました。基本的に愛犬が幸せかどうかを確かめる基準は、飼い主と楽しそうにコミュニケーションを取れているか否かが重要です。
しかし、当たり前ですが、犬にはそれぞれ個性や性格があり、その犬によって幸せを感じる基準も、また見せる動作や仕草も異なります。
元気に散歩をたくさんすることで幸せを感じる犬もいれば、あまり運動は得意でないけれど飼い主さんとのんびり過ごすことが好きという犬もいます。
飼い主さんとの触れ合い時間も同様です。甘えんぼうな性質が強い犬であれば、飼い主さんと触れ合う時間は多めに取らなければ、ストレスを感じてしまいます。反対に落ち着いている犬であれば、1日30分程度で満足する犬もいるのです。
また、今回ご紹介した確かめる方法はあくまで一例ですので、この方法だけで幸せを感じているか否かを確定することができるわけではありません。
飼い主さんと触れ合うことで、嬉しそうな表情を見せたり、散歩や遊びなどのアクションを通して、楽しそうな仕草や態度を見せたりしていれば、それだけで幸せを感じていると言えるでしょう。
まとめ
今回は愛犬が本当に幸せかどうか確かめる方法を少しだけご紹介しています。しかし、最後にもお話ししたとおり、犬が幸せを感じる基準はそれぞれ異なりますし、今回ご紹介した方法だけで決められることではありません。私たちは日々、愛犬にとって何が幸せなのか、一緒に過ごす中で探し続けていかなければいけないのかもしれませんね。
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20代 男性 匿名