犬を『アクセサリー』だと勘違いしている飼い主のNG行為1:過度におしゃれをする
ワンちゃんをアクセサリーのように扱っている飼い主さんの例として巷でよく言われているのが、ワンちゃんに頼まれた訳でもないのに、過度におしゃれをさせることです。
夏場の暑い日に服を無理やり着せたり、じゃらじゃらと必要のないアクセサリーを装着させたり、酷い場合は毛を染めたりしているのを街中やSNSで見たことがあります。過度なおしゃれをさせる必要があるのか、このようなワンちゃんを見るたびに思いました。
おしゃれを重視しすぎた服
まずワンちゃんに服を着させることですが、冬場の寒いときであれば着て喜んだり、むしろ自分から服を着せてほしいとアピールしてきたりするワンちゃんも中にはいるかと思います。しかし、夏場に服を着させてしまうと毛で覆われているワンちゃんは、余計に暑さを感じ息苦しさを感じるはずです。
アクセサリー
アクセサリーも同様です。例えばリボンをワンちゃんに付けたとします。そのワンちゃんの様子を見て飼い主さんは可愛いと思い満足しますが、付けられたワンちゃんは何をされたか理解できないし、仮に鏡でリボンをつけられた自分を見たとして、可愛いと満足することもないです。むしろ装飾品に対し、鬱陶しさを感じ早く外してほしいと思っているかもしれません。
カラーリング
カラーリングをするのは論外です。明らかに毛を染めた犬というアクセサリーを他の誰かに見せたいという飼い主さんの気持ちがなければ、このようなことをワンちゃんにしません。
行き過ぎたおしゃれは愛犬を苦しめる
ここまでワンちゃんに対し過度におしゃれをすることに対し否定的なことを書きましたが、必ずしもおしゃれをすることを否定している訳ではありません。誰しもワンちゃんが家族としていれば、可愛いと思いますし、可愛いと思えばおしゃれをさせたくなると思います。
そのため、おしゃれをさせることは良いことだと思いますが、あくまで行き過ぎたおしゃれをすることによりワンちゃんを苦しめることになったり、どこかでワンちゃんをアクセサリーだと思ってしまったりすることに繋がってしまう恐れもあります。
犬を『アクセサリー』だと勘違いしている飼い主のNG行為2:最低限のしつけさえしない
SNSの写真映えのためにワンちゃんと暮らしていたり、可愛いワンちゃんというアクセサリーを持っているという気持ちがあったりすると、ワンちゃんは家族ではなくアクセサリーの1つであるから最低限のしつけをする必要がなく、全く何もしない人もいます。
そのような人は、ワンちゃんを散歩に連れて行くなどの本来しなくてはいけない最低限のことすらもしていなく、自分のためだけにワンちゃんを振り回し、ワンちゃんが喜ぶこともしません。そして、このようなことが続くとワンちゃんの体調面など、細かいことに対し気にかけなくなってしまいます。気にかけなくなると病気になってしまった際も気がつくことが遅くなってしまい、ワンちゃんを苦しめてしまうことに繋がりかねません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
犬を『アクセサリー』だと勘違いしている飼い主のNG行為の例として、
- 過度におしゃれをする
- 最低限のしつけさえしない
の2つを紹介しました。
必ずしもこの記事で紹介した2例が当てはまるという訳ではありません。しかし、ワンちゃんをアクセサリーと認識している飼い主さんの多くが当てはまることから紹介しました。
ワンちゃんもおうちに迎えたら家族の一員です。そのため、ワンちゃんをアクセサリーと認識している飼い主さんが減ってくれることを願っています。
ユーザーのコメント
女性 匿名
服を着せると喜ぶというのは間違いで、着せた飼い主の笑顔を見て犬は服を着ると喜んでくれるんだと考え嫌々ながら付き合ってくれているのです。
愛犬が可愛いなら、犬目線で物事を分別しましょう