愛犬を癒したい!『やっていいこと』と『ダメなこと』

愛犬を癒したい!『やっていいこと』と『ダメなこと』

犬にとっての「癒し」とはいったいどのようなものなのでしょうか?今回は愛犬にリラックス感を与える方法についてご紹介いたします。人間にとっては癒しになっても、犬にとっては逆効果である可能性もありますので注意しましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

スキンシップは癒し効果抜群!

犬の頭を包み込む飼い主の手

撫でられるのを好む犬が多い理由

犬同士のスキンシップにおいて、相手の身体を舐めることは愛情表現の1つです。特に母犬は子犬を舐めることによって愛情を伝え、子犬は舐められることによって安心感を得ます。これは人間が撫でることによく似ているため、犬は撫でられることによって安心を感じます。

犬を撫でるときに注意したいこと

全部の犬が撫でられることが好きというわけではありません。そして、足先やマズルなど犬が触られたくないと感じる部位もあります。また、愛犬のコンディションによっては触られると痛みを感じる部位があることも。犬が明らかに嫌がっている様子のほか、あくびをした場合も触るのを控えた方が良いでしょう。それは、犬にとってあくびが「嫌だなぁ」と思っているサインでもあるためです。

撫でる延長でマッサージしてみよう

仰向けになってマッサージされているパグ

犬も筋肉が凝りやすいって本当?

犬の身体にも多くの筋肉が存在します。犬は人間を見上げることが多いため、特に首の後ろの筋肉が凝りやすいと言われています。また、耳のまわりの筋肉もよく使うので緊張しやすい部分です。そして、四肢の付け根から繋がっている足の筋肉も犬にとって重要な筋肉です。マッサージして血行を促進してあげることにより、犬に健康的なリラックス感を与えることが期待できます。

マッサージしてはいけないケース

犬をマッサージする前に注意したいのは、マッサージが逆効果になる場合もあるということです。

  • 背骨や関節にトラブルがある
  • 怪我をしている
  • 手術をした後

以上のような場合は、知識がない状態でマッサージをすると危険です。

手のひらで優しく流すように

人間の場合、ピンポイントでツボをグーッと押されると何とも気持ちが良いのですが、犬にとっては刺激が強すぎます。犬をマッサージする際には撫でる延長線上で、手のひらで筋肉をさすったり優しく緩めてあげたりするイメージで行いましょう。事前に犬のマッサージの本で知識を深めておくと安心です。

犬と一緒に湯船に浸かるのはNG

浴室でシャワーキャップをしたレトリバー

心臓や肺に負担がかかる

温泉や銭湯など、湯船に浸かることは人間にとって極上のリラックス空間ですよね。しかし、犬の場合は湯船に浸かることは危険がいっぱいです。犬は人間と違って四足歩行の姿勢のため、湯船に浸かろうとすると胸まで浸かってしまって、心臓や肺に負担がかかります。人間の場合も半身浴が推奨されているように、犬を湯船に入れるのは注意が必要です。

一緒に湯船に浸かるのをやめた方が良い理由

飼い主さんがお風呂に入るついでに、愛犬と一緒に湯船に浸かるのはNG行為です。まず1つ目の理由は、人間と犬とではお湯の適温が異なるということです。人間の場合は40℃前後ですが、犬の場合は37℃ほどとぬるめの温度が適温です。犬は全身に毛が生えていることや汗腺が少ないということにより、人間のように急激な体温調節ができないので熱いお湯は危険です。

そして2つ目の理由は、犬と人間の共通感染症があることです。飼い主さんの皮膚がお湯にふやけた状態だと傷がつきやすく、そこから感染しやすくなってしまうというリスクがあります。

ぬるめの温度でドッグバスを利用しよう

犬専用のバスタブや大きなタライなどを利用し、飼い主さんと一緒の湯船には入れないようにしましょう。そして、37℃ほどのぬるめのお湯を使用して洗ってあげましょう。長時間の湯船は犬に負担がかかる可能性があるため、できるだけ短時間で済ませてシャワーに切り替えましょう。シャンプー剤をしっかりすすぎ、被毛と皮膚をしっかり乾かしてあげることも大切です。

まとめ

ベッドの上で舌を出す犬

私たち人間が癒しを感じる方法はたくさんありますが、犬にとって一番の「癒し」は、飼い主さんと触れ合っている時間であると思います。撫でられることを喜ぶ犬が多いのは、犬同士での愛情表現である、舐めることに似た感覚であるためと考えられます。
撫でる延長で筋肉を優しくマッサージしてあげると、血行が促進されて健康的なリラックス効果が期待できます。

一方、私たちにとって極上の癒しである湯船に浸かることは犬にとって危険性があるため、ドッグバスを使用してぬるめの温度を心がけ、シャンプー剤を流す程度の短時間で行いましょう。飼い主さんと一緒に湯船に浸かるのは、犬と人間の共通感染症のリスクがあることや、人間のちょうどいい温度では犬にとって熱すぎる危険性もあるため避けた方が良いでしょう。

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