愛犬から守りたいストレスや危険7つ
一体何から愛犬を守るべきなのか?と改めて考えてみても、いまいちピンと来ないかもしれません。ここでは、犬にとってのストレスやよくある危険7つを例にあげながら、具体的な内容をお伝えしていきます。
1.騒音
犬も人間と同じように、うるさい騒音でストレスを感じます。散歩中で工事現場がある場合は、できる限り別のコースを選んであげる工夫をしましょう。
2.匂い
人間の数倍もの嗅覚を持つ犬にとって、ちょっとした芳香剤でも強い香りに感じてしまいます。なぜか体を舐め回すのもストレスを感じているサインです。なぜか体調を崩してしまったときにも、部屋に強い匂いを放つものがないか確認してみてください。
3.留守番
飼い主さんが大好きな犬にとって、1人でする留守番はストレスになりやすいです。初めて留守番をさせるときこそ不安を感じてしまいます。まずは短時間の留守番から慣らし、様子を見るといいでしょう。飼い主さんと愛犬が依存関係であるほど「分離不安」に陥ってしまい、強いストレスを感じてしまうこともあります。
4.災害
万が一災害が起きたときの危険性についても、日頃から考えておくべきことです。災害時はやむを得ず愛犬だけ別の場所に保護されることも起こり得ます。そのときに備えておくべきことは何か?も考えておきましょう。
5.交通事故
散歩中の事故から守ることも、飼い主としての使命です。歩き慣れた道でも、愛犬の安全を第一にすることを忘れてはなりません。
6.家庭内事故
盲点になりやすいのが、家庭内での事故です。勢いあまって家具にぶつかってケガを負ってしまったり、転倒をして骨折をしたりするといった危険もあります。留守番をさせるときこそ、環境を整えて、家庭内事故から避けられるようにしたいものです。
7.誤飲
誤飲の事故も多いのでご注意ください。犬が誤って飲み込んでしまいやすい具体例は、以下の通りです。
- 電池
- お金
- たばこ
- 洗剤
- 電子部品
- ボタンなど
どの家庭にもある物ばかりで、どれも小さな物が多いです。愛犬がうっかり飲み込んでしまう状況を作らないことが、飼い主としての責任ですね。
愛犬をストレスや危険から守る方法7つ
犬がストレスを感じたり、危険な目に遭ったりする物はとても身近に潜んでいることが分かりました。では、飼い主としてどうやったら愛犬を守ることができるのでしょうか?ここでは具体的な守る方法を7つご紹介していきます。
物を出しっぱなしにしない
誤飲を防ぐために、物を出しっぱなしにしないことで愛犬の誤飲を防げます。犬が立ちあがっても届かない場所に移動をさせて、ゴミ箱は簡単にフタが開かない物にするか、しっかりと隠してしまいましょう。
飼育環境を整える
1つ前の「物を出しっぱなしにしない」に続く内容ですが、飼育環境を整えることがストレスや危険から守るためにすべきことです。転倒しにくい床材に変える、ぶつかりやすい家具は配置を変える、電気コンセントなどは噛みつかれないようにしっかり隠すなどの工夫をしましょう。
留守中の事故を防ぎたいのであれば、犬が過ごす場所をある程度制限することをおすすめします。
予防接種を受ける
万が一、災害が起きて避難所や救護センターで保護されたときのためにも、日頃から予防接種を怠らずに受けておきましょう。愛犬からうつさない、感染されないことで病気の拡大を防げます。
いろいろな種類のフードを食べられるようにしておく
もしもの場合のためにも、日頃からいろいろな種類のフードを与えて、「これしか食べられない」という偏りをなくしておきましょう。保護された先で出されたフードを食べられるようにしておくことで、身の危険から回避できます。
迷子札と鑑札を付ける
これは犬を飼っている人の義務ですが、迷子札と鑑札を首輪にしっかりと装着しておきましょう。飼い主さんの電話番号を記入しておけば、保護先の人が連絡しやすいです。
楽しいおもちゃで寂しさを紛らわす
留守番のストレスを少しでも軽減させるために、犬が楽しめるおもちゃを与えてみてください。いたずらをするのは飼い主さんの気を引きたいための行動です。もし物を散らかしていても、大げさに叱らず、スルーをしましょう。
散歩や十分なコミュニケーションを取る
ストレスを溜めている犬は、無駄吠えをしたりやたら体を舐めたりするなどのサインを見せてきます。運動不足にさせないためにも、十分な散歩を心がけましょう。
愛犬がストレスを感じてしまうと信頼関係にも影響が出てしまいます。忙しい生活を送る中でも、愛犬とコミュニケーションを取る時間は大切にしたいものです。
まとめ
愛犬にストレスのない幸せな生活を与えることは、飼い主としての役目です。まずは犬が過ごしやすい飼育環境を心がけて、身近な危険から回避しましょう。
万が一の災害の危険から守るために、飼い主としてできることは何か?についてもぜひ考えてみてください。