犬が“あまりにも嬉しすぎて二足歩行になってしまう”瞬間
1.大好物を目の前にして二足歩行になってしまう犬
動画サイトで発見した、嬉しすぎて二足歩行になってしまうトイプードルちゃんが可愛かったので、ご紹介します。大好物のフルーツを「切ってあげるね~」と、声をかける飼い主さん。すると、トイプードルちゃんが飼い主さんの後を追って歩きます。
そのとき、ぴょんぴょんと飛び跳ねるように二足歩行になってしまうんです。おそらくですが、大好物のフルーツを飼い主さんが手に持っているのだと思います。そのフルーツをよく見たくて、二足で立ちあがったのではないでしょうか。飼い主さんが歩くので、自分も追って歩き、二足歩行になってしまったのだと思います。
動画には、三頭のトイプードルちゃんが登場するのですが、みんな二足歩行になってしまうんです。みんなで二足歩行なんて、飼い主さんにとって、たまらなく可愛い瞬間でしょうね。犬が思わず二足歩行になってしまうシチュエーションその1は、大好物を目の前にした瞬間でした。
2.大好きな人を発見して二足歩行になってしまう犬
これは、二足歩行になってしまう犬あるあるなのではないか、と思うのですが、私の愛犬にも見られる二足歩行になってしまう瞬間です。お散歩をしていると、ずーっと向こうから人が歩いてくるのがわかります。私には、“人”であることはわかるものの、“誰なのか”まではわからないほど、まだ遠く離れています。
しかし、犬にはわかるんですね。ニオイがするのでしょうか。足音がするのでしょうか。それとも、顔や表情まではっきり見えているのでしょうか。向こうから歩いてくるその人が、大好きな人であることがわかり、駆け寄りたい一心で、二足歩行になってしまうんです。そんな姿が向こうにいる人にも見えたのでしょうか。こちらに向かって手を大きく振ってくれるんです。
大好きな者同士、通じ合っているんだなぁ…と、微笑ましく思ったり、羨ましく思ったり。犬が思わず二足歩行になってしまうシチュエーションその2は、大好きな人を発見した瞬間でした。
基本的には犬は二足歩行をしません
海外では、二足歩行する犬の動画に対してコメントが殺到し、大炎上したことがありました。犬が自ら二足歩行になってしまったわけではなく、飼い主による虐待的なトレーニングによって、二足歩行を強制的に行わされていたからです。飼い主が虐待的なトレーニングを行う様子が、別の動画として投稿されていたことがきっかけで、世界中の人々が知ることになってしまいました。
本来、犬は四足歩行です。二足歩行をしません。先にご紹介したように、シチュエーションによって、思わず二足歩行をしてしまうことはあります。犬は運動能力が高く、後ろ足の筋肉が発達しているため、二足で立ち上がることができます。
そのまま、ぴょんぴょんと飛び跳ねることもできるほどです。しかし、犬に二足歩行を強要することは決してしてはなりません。腰に大きな負担がかかってしまい、椎間板ヘルニアなどの病気の発症や、その症状を悪化させてしまう危険があります。二足歩行を強要されてしまったことで、転倒してしまい、大怪我を負ってしまう可能性だってあります。頭を強く打ち、命を落としてしまうことだってあるかもしれません。
まとめ
犬が思わず二足歩行になってしまうシチュエーションとして、
- 大好物を目の前にして二足歩行になってしまう犬
- 大好きな人を発見して二足歩行になってしまう犬
この2つの可愛い二足歩行の瞬間をご紹介しました。四足歩行の犬も、嬉しいときや興奮したときなどには、思わず二足歩行になってしまうようです。確かに可愛い姿ですし、たまたま二足歩行になったことを飼い主さんが喜んでくれて、そのことが、いつの間にか芸のひとつとして二足歩行することができるようになった、という犬もいると思います。
しかし、強要するものではないことを理解してあげてほしいです。