犬は人間のことをどう思っているのか?
犬は人間のことをどう思っているのか?という問題ですが、犬を飼っている人は「犬の方が自分のことを人間だと認識している」と思うかもしれません。人間の椅子にサッと座ったり、話しかけると「ワン」と答えたりするときもあるでしょう。
犬と人間は”よい関係を築きやすい存在”として、世界中の家庭で飼われています。そんな犬もまた人間との絆を大事にする習性を持つので、人間としては可愛くて仕方のない存在ですよね。
ただ、犬は群れで暮らしていた動物です。人間を見て「犬だ」と思うことはないにしても、仲間意識を高める瞬間があるのではないでしょうか。
犬が人間のことを仲間だと思う瞬間5つ
では、犬が人間のことを「仲間だ!」と思う瞬間は一体どんなときだと思いますか?愛犬であれば仲間というより「家族」と言いたくなるものですが、ここではあえて「仲間」と表現してみます。
犬を飼っていなくても「やたら犬に懐かれる」という人もいますよね。犬が仲間意識を働かす、何かがあるのかもしれません。ではその瞬間について見ていきましょう。
1.世話をしてくれたとき
犬にとって「世話をしてくれる人」は生きる上で大切なため、エサをくれたり寝床を用意してくれたりする人を「仲間だ!」と感じるようです。ただし、毎日世話をしても「ただの世話をする人」としか思わない可能性も無きにしもあらずでしょう。
世話をしたときしか懐かないこともあり、この場合は「ただの仲間」としか思っていないかもしれません。しかし、生きる上では大切な存在で、世話をしてくれる人には信頼を寄せるものです。
2.遊んでくれたとき
退屈なとき遊んでくれた人には「大好きな仲間!」と思うことが多いです。犬に懐かれやすい人は、遊び相手になるのがとても上手だという共通点を持っています。
犬が一緒にいたくなる人は、まさに「遊んでくれる人」なので、飼い主さん以上に犬が懐く場合もあります。散歩中によく会う遊んでくれる人のことはきっと忘れません。
3.体をなでてくれたとき
犬に仲間だと思われる人の基準は何か?と言えば優しくしてくれる人です。体をなでて可愛がってくれる人がいれば「いい仲間!」と思うでしょう。
飼い主さんや家族がなでると、犬はリラックスした表情を見せてくれますよね。そのときどう思っているのかはわかりませんが、心を許していることは確かですね。
4.優しく声をかけてくれたとき
優しく名前を呼んでくれたり「かわいい犬だね!」と声をかけられたりするときにも、犬は「仲良くしてね」と思っているのではないでしょうか。尻尾を振って喜んでいる様子が見られたときには、何となくそう感じることもあるものです。
犬は言葉を話せない分、全身をつかったボディランゲージで感情を伝えようとします。嬉しそうなしぐさが見られたときは、仲間だと認めてくれた証拠かもしれません。
5.犬がなぐさめてきたとき
愛犬と暮らしている人は、犬になぐさめてもらったことがあるのではないでしょうか?落ち込んで気持ちが下がっているときに、じっと隣に座っていてくれた、泣いていたら顔を舐めてくれたといった瞬間はとても嬉しくなりますよね。
まるで傷を舐め合う犬同士のようなこの行動こそ、「犬に仲間だと思われた」と感じるものです。犬がなぜ泣いている人間をなぐさめるのかは謎ですが、深い愛情がとても伝わる嬉しい行動であることは間違いないですね。
まとめ
犬が人間のことを仲間だと思うその瞬間、人間と動物を超えた絆が生まれた気持ちになります。どちらかと言えば、犬の方が人間っぽく見える瞬間の方が多いかもしれません。それが犬にとって生きやすい生活であれば、仲間だと思ってくれた方が人間としても嬉しいよりほかはないでしょう。