1.テンションが高い
犬同士が仲良くできるかどうかは相性が関係しているともいえますが、その他にも相手の犬が行う行動によって好き嫌いが決まることもあります。例えば、相手の犬と関わる時にもの凄くテンションが高い犬っていますよね？きっと出会った犬に対して「僕と遊ぼう！友達になって～！」と嬉しい気持ちを表現しているだけなのでしょうが、こういった犬は他の犬に嫌われやすいといえるでしょう。
なぜなら、初めて会った犬に興奮されながら近づかれると「うわっ！なんだこの子。何をしてくるか分からないから怖い……」と、相手の犬がドン引きしやすくなってしまうからです。酷い場合だと警戒心をあらわにしながら「こっちにくるな！」と威嚇して、嫌う犬も少なからずいることでしょう。
2.フレンドリーすぎる
とてもフレンドリーな犬は相手の犬と仲良くしたいあまり、相手の気持ちを考えずにいきなり至近距離まで近づくことがあります。相手の犬がまだ心の準備ができていないまま、こういった行為をすると、フレンドリーな犬に対して不安を感じたり警戒しやすくなったりすることがあり、「近づくな！」「馴れ馴れしくしないで！」と吠えて、フレンドリーな犬を遠ざけようとすることが少なからずあります。
特に遊び好きでフレンドリーな性格の犬は、他の犬を見つけると「一緒に遊ぼ～」といきなり相手との距離を詰めて触れ合おうするケースが多いので、もし愛犬がそういった性格の場合は、相手の犬に嫌われないよう距離を保ちながら少しずつ相手の犬と仲良くさせるようにしてあげてくださいね。
3.しつこくにおいを嗅いでくる
散歩をしていると、時々一心不乱になって愛犬のにおいを嗅ごうとする犬に出会うことはありませんか？私も何度か経験があるのですが、他の犬が愛犬の顔周りやお尻のにおいをしつこく嗅ごうとしてきて愛犬がとても迷惑そうに嫌がっていたことがあります。犬は相手のにおいを嗅ぐことでお互いの情報を交換するといわれていて、こういった本能的な行動をするのはある程度仕方のないことだといえます。
しかし、相手が嫌がっているのにもかかわらず一方的ににおいを嗅ごうとするのは、マナー違反となりますよね。ですので、しつこくにおいを嗅ごうとする犬は当然のように嫌われやすいといえるでしょう。また、犬のこういった行動は飼い主がコントロールすべきものともいえますので、愛犬が他の犬に迷惑をかけていると感じたときは、すぐに止めさせる必要があるといえます。
4.吠え癖がある
犬に嫌われやすい犬には『吠え癖がある』ことが多かったりします。犬が他の犬に向かって吠えるときは、おそらく「僕と遊ぼう～」「こっちにくるなー！」「ここは僕のテリトリーだぞ」など、いろいろな言葉を話しているのでしょうが、私の今までの経験や犬友から聞いたお話から言わせていただくと、犬は吠えてくる初対面の犬を嫌う傾向にあるようです。
もちろん、仲良しの犬が吠えてくる場合は、挨拶目的で吠えているので問題ないといえます。しかし、見知らぬ他の犬に出会ったときに吠えられると、『敵』または『警戒すべき相手』として認識することが多いように感じます。実際に私の愛犬や犬友の犬は、一度吠えてきた他の犬に対して次の日から威嚇目的で吠え返すことがよくあったりします。犬の世界でも第一印象はとても大切なものといえるかもしれませんね。
まとめ
他の犬に嫌われやすい犬には、
- テンションが高い
- フレンドリーすぎる（馴れ馴れしい）
- しつこくにおいを嗅いでくる
- 吠え癖がある
といった共通点があるようですね。この４つの行動には共通して『相手の犬に対して自分勝手な行動をしている』ということがいえると思います。仲良くなりたいあまり逆に相手の犬に嫌われる行動をしてしまっているともいえるのが何とも可哀想ですね。
こういった行動の多くは飼い主が愛犬をコントロールしてあげると防げる場合が多いので、もし愛犬が興奮気味になったときは、相手の犬と少し距離をあけながら落ち着かせることをおススメします。そうすることで、愛犬が相手の犬に嫌われにくくなり仲良くすることができると思いますよ。
