1.幼い頃から人や動物と触れ合わせる
愛犬を人好きな性格に育てるためには社会性や社交性を育てることが大切となり、犬は生後4か月頃までに色々な人や犬と触れ合わせることで社会性と社交性をグン!と身につけることが出来るといわれています。
ですので、なるべく幼い頃から人だけでなく様々な犬や動物と触れ合わせるようにしましょう。そうすることで、誰に対してもフレンドリーに接してくれるようになりやすくなりますし、大らかな性格に育てることが出来ますよ。
ちなみにペットショップなどにいる犬は社会性や社交性などを育みやすい時期(生後数か月)は、ひとりで過ごすことが珍しくありませんよね。そういった場合は一番ベストな時期を逃してしまうといえますが、家に迎えてから色々な人や動物に触れ合わせても全然遅くはありませんので、なるべく若いうちからたくさんの人や動物と触れさせることをおススメします。
2.徐々に人の多い場所に連れていく
フレンドリーな性格をしていても、たくさんの人がいる場所に連れて行くとその場の音や雰囲気に怖がって萎縮してしまう。という犬は割と多くいるそうです。
特に大勢の声が聞こえたり足音がしたりすると「なんだか怖い」と犬が感じることがよくあるので、大勢の人がいる場所に慣れさせたい場合は少しずつ人が出す声や音に慣れさせて人間は怖くない生き物だと気づかせてあげる必要があるといえるでしょう。
個人的におススメする方法としては、少しずつ人が多い場所に変えて慣れさせるという方法です。いきなり何百人もいる場所に連れて行くとその光景を見た犬が緊張したり不安になりやすいので、まずは数人程度いる場所に出かけて慣れさせる。
そして次は十数人いる場所に出かけて人の多さや音に慣れさせる。といった具合に少しずつ人数の多い場所に連れて行くようにしましょう。最終的に人が大勢いる場所に連れて行っても怖がらないようにすることができますよ。
また、大勢の人がいる場所に行っても愛犬が怖がらなくなった頃には、おそらく色々な人の声や音を聞いても動じなくなっていることと思いますので、結果的に色んなタイプの人と仲良くすることができるといえるでしょう。
3.楽しみながらできるしつけで育てる
生き生きとしている犬は、何事にも好奇心旺盛で色々な人や動物に対してフレンドリーに接することがよくあります。そういった何に対しても活発な犬は楽しみながら行えるしつけで育てられていることが多いそうですよ。
例えば、愛犬がいけないことをした時は、叱るのではなくタイミングよく無視をする。良いことをした時は思いっきり褒めたりご褒美を与える。といった苦痛を感じさせないトレーニング法。向上心を保てるしつけの方法を取り入れると良いみたいですよ。
反対に怒鳴ったり叩いたりしながらトレーニングを行っていると、
- 自信を無くしてネガティブ思考になる
- 人間を怖がりやすくなる
- 警戒しやすくなる
- 攻撃的になる
といった性格に育ちやすくなってしまいます。酷い場合だと人を嫌いになってしまうこともありますので、愛犬が楽しみながら出来るしつけを行うようにしましょう。
4.飼い主がフレンドリーな姿を見せることも大切
愛犬に人を好きになってもらうためには、お手本として飼い主が愛犬にフレンドリーな姿勢を見せることも大切となります。例えば、いつも飼い主が相手の人に対して不愛想にしていると、愛犬は「相手の人は信頼できる人なのかな?」と感じ少し警戒ぎみに接しやすくなります。
逆に飼い主が相手の人に心を開いてフレンドリーに話しかけた場合は、愛犬が「飼い主が仲良くしているから、この人は仲間なんだ!」と感じやすく、相手の人に対して友好的に関わろうとすることが多いそうです。
いつも飼い主が色々な人に対してフレンドリーに接していると愛犬も安心して積極的に触れ合うことに慣れていき、回数を重ねるごとに人と触れ合うのが大好きな性格になりやすいそうですよ。
まとめ
愛犬を人好きな性格に育てるためには、
- 社会性と社交性を育てる
- たくさんの人や動物と触れ合わせる
- 人が発する声や音に慣れさせる
- 楽しめるしつけを行って明るい性格に育てる
- 飼い主がお手本となって色々な人と仲良くする
といったことを心がけることが大切となります。ただ、なかには元々の性格によって人や動物と触れ合うのが苦手な犬も少なからずいます。そういった場合は飼い主の人好きに育てたいという気持ちを押し付けてしまうとストレスを溜め込んでしまう可能性があるといえるでしょう。
もし人好きな性格に育てようとしても、愛犬がずっと苦手そうにしていたり怯えたりする時は、愛犬の本来の性格を受け入れてあげることも大切といえるかもしれませんね。
ユーザーのコメント
女性 匿名
犬自身が喜ぶ飼い方ではありませんので悪しからず。