1.コロコロ好きな犬種がある?
短毛種はコロコロ好きが多い?!
掃除用品である「コロコロ」を身体に当ててコロコロされるのが好きなわんちゃんは意外と多いようです。
特に
- フレンチブルドッグ
- パグ
のような短毛種のわんちゃんはハマってしまう子が多いようです。
これは毛が短い短毛種はコロコロの刺激がお肌に伝わりやすく、より気持ち良く感じるためではないかと思われます。また、フレンチブルドッグのような筋肉質な犬種にとっては筋肉をコロコロで刺激されることで気持ちよく感じやすいのではないかと思います。
柴犬にもコロコロが人気!
短毛種だけではなく、柴犬にもコロコロ好きが多いようです。さまざまなご家庭のブログや動画で、柴犬ちゃんが気持ち良さそうにコロコロされている姿を見るとなんとも癒されます。しかし、たとえ柴犬であってもコロコロを見せるだけで歯をむいて怒る子もいるようなので、犬種問わず本当に犬それぞれの好みなのだと思います。
抜け毛が取れて一石二鳥
短毛種でも抜け毛はありますが、通常のスリッカーブラシでは毛が短すぎて思うように毛が取れません。逆に柴犬には換毛期があるため、大量の抜け毛の対策を日々頑張っていらっしゃる飼い主さんも多いです。
愛犬がコロコロを気持ち良く感じてくれる場合、直接抜け毛を粘着してくれるので抜け毛対策にもなり一石二鳥ですよね。コロコロの粘着力が強力すぎると、毛が引っ張られて不快感を感じやすいため注意して使用しましょう。
2.粘着テープの感触が好き?
粘着テープの独特な感触
掃除用のコロコロは粘着テープですので「毛が引っ張られて嫌じゃないの?!」と思ってしまいますよね。しかし、どうやらこの感覚が気持ち良いと感じている様子の子も多いです。粘着面が身体でローラーされ、毛が粘着面から離れていく感覚がやみつきなのかもしれません。通常のコロコロの粘着力はあまり強くないため、不快感よりも気持ち良さを感じるのかもしれませんね。
芯だけの状態が好きな子も
一方、あの粘着感があまり好きではない子もいます。粘着テープを使いきって芯だけになった状態の方が「もっとコロコロして~♡」とおねだりする子もいるようです。愛犬が粘着アリ派かナシ派か(それともコロコロ苦手派か)を調査してみましょう!
粘着成分でのかぶれに注意!
犬は被毛で覆われているため、コロコロを身体に当てても直接皮膚に接触しにくいと思います。しかし、足先やお腹などは皮膚がデリケートなのでコロコロしない方が良いでしょう。足先は自分で舐めてしまう子も多いため、残留した粘着成分が口に入るのも少し心配です。
また、人間の場合ではまれにコロコロの粘着成分で皮膚がかぶれてしまう方もいるようです。皮膚に直接張り付いてしまうと、剥がす刺激で炎症を起こしてしまう可能性もあります。皮膚がデリケートなわんちゃんはコロコロを使用しない方が無難です。
3.ローラーでマッサージ気分♪
力加減が絶妙なのかも
犬の筋肉も緊張しやすいため、ほどよいマッサージは犬にリラックス感を与えられます。しかし、指圧するマッサージは力加減が難しく、逆に痛みや不快感を与えてしまうこともあります。一方、コロコロのローラーは面で身体に当たりますので、その力加減が絶妙に気持ちが良く感じるのかもしれません。コロコロするのは人間の手でなでるくらいの力加減なので、ギュッと押すマッサージよりもウットリしてしまうのかもしれませんね。
美顔ローラーが好きな子も!
飼い主さんの顔をマッサージする「美顔ローラー」がお好きなわんちゃんも多いです。掃除用のコロコロと違いローラーも小さいため身体の小さいわんちゃんにもフィットしますし、ローラーに凹凸があるためマッサージの刺激をより感じることができます。特に、二股に分かれていて顎や腕などに挟むタイプが好きな子が多いようです。飼い主さん顔負けの小顔になっちゃうかも?!
優しい力でコロコロしよう
ギュッと当てると骨や筋肉への刺激が強すぎるため、掃除用のコロコロでも美顔ローラーであっても、犬に使用する時にはなでるくらいの優しい力加減で使用しましょう。そして、コロコロは一応「掃除用」なので、犬に使用する際には充分に注意してくださいね。
まとめ
きっと愛犬にコロコロを使用している飼い主さんの多くは「直接コロコロして抜け毛が取れるのでは?!」と思い立ったのではないでしょうか。私もそう思い立って愛犬をコロコロしてみましたが、私の愛犬は残念ながらコロコロすると不快な顔をしてしまうので使用していません。
一方、コロコロが気持ち良いと感じて自らおねだりしてくる子も多いため、わんちゃんによって好みが分かれるのだと思います。私たちにはコロコロされる気持ち良さはチョットわからないので「なんでコロコロが気持ち良いの?!」とわんちゃんに感想を聞いてみたいですね。