犬の成長に合わせて買い替えるべきもの①【首輪】
子犬の成長は早いからと、大きめの首輪を用意してしまいやすいです。しかし、大きすぎると、お散歩のときに首輪が抜けてしまう可能性があり、危ないです。
確かに、子犬の成長は早く、首輪のサイズもあっという間に合わなくなり、小さくなってしまいます。何度も買い替えるのは…と思われるかもしれませんが、愛犬の安全を守るための首輪です。必ず、子犬の首のサイズに合ったものを選び、成長に合わせて買い替えるようにしましょう。
中型犬や大型犬の場合
中型犬や大型犬は、成長や年齢を重ねるとともに、首周りの太さが変化します。成犬になってからは、あまり変化を感じられないかもしれませんが、測ってみると太さに変化があることがわかります。ずっと同じ首輪をつけている場合、もしかすると圧迫感や窮屈感を抱いているかもしれません。
首輪のサイズ選び方
首周りの一番細い部分のサイズを測ります。一番太い部分を測って、首輪のサイズを選んでしまうと、抜けやすくなってしまう可能性があります。首輪をつけたとき、指二本分の余裕を持たせてつけることができる首輪が理想的です。
また、長毛種である場合や、首周りの被毛の量が多い場合、被毛をかき分けながら測ることがポイントです。首周りのサイズを測るとき、被毛分の太さは含みません。換毛などによって、被毛の量が変化すると、サイズも変化してしまうからです。
また、首輪には、ベルトタイプやバックルタイプなど、種類が豊富にあります。素材にも、革製や布製など、種類が豊富にあります。成長に合わせて、タイプや素材を見直してみるのも良いかもしれません。
犬の成長に合わせて買い替えるべきもの②「ハーネス」
首輪には鑑札や注射済票や迷子札をつけ、リードは繋がないということも多くあります。お散歩をするときは、ハーネスを使うからです。首輪は、迷子になってしまったときや災害時、愛犬の安全を守るためにつけている、という飼い主さんも多いです。ハーネスは、首輪よりも犬へカラダへの負担が少なく、成長に合わせて買い替えるときも、選びやすいと思います。
ベルトハーネスの選び方
長さの調整が簡単で、調整できるサイズの幅も広いです。そのため、犬種やカラダの大きさによっては、犬の成長に合わせてハーネスを買い替える必要がない場合もあります。お散歩に行く前にもサッとサイズ調整ができるため、服の上からハーネスをつけるというときにも使いやすいです。防寒服など分厚い服を着せるとき、ハーネスがきつくなってしまうことがあるため、サッとサイズを緩めれば良いのです。
ソフトハーネス
犬の背中や銅の部分にクッション性の素材が使われており、カラダに優しくフィットし、通気性にも優れています。そのため、子犬や成犬にはもちろん、シニア犬や老犬にも、成長に合わせてサイズを買い替えれば、長く使い続けることができるハーネスです。手洗いできるものがほとんどなので、汚れてもサッと洗えて、常に清潔に使うことができます。
ベストハーネス
ベストタイプのハーネスは、オシャレなデザインのものが多いです。その分、機能性は低くなってしまいます。そのため、子犬のときは使用しやすくても、成犬になってからは使用しにくい場合があります。
機能性が低いため、犬のカラダに負担がかかりやすかったり、着脱がしにくかったり、脱げやすいこともあります。犬種やカラダの大きさによっては、愛犬の成長に合わせて、他のタイプのハーネスに買い替える必要があるかもしれません。
犬の成長に合わせて買い替えるべきもの③「リード」
リードも重要な買い替えアイテムです。簡単に選ぶのであれば、小型犬用・中型犬用・大型犬と書かれているものを選ぶ方法があります。合わせて、〇kg~〇kgまでと書かれた体重の目安も参考になります。
しかし、引っ張り癖のある犬や、急にグッとリードを引っ張ることがある犬の場合、丈夫さが重要になるかもしれません。中型犬に中型犬用のリードをつけていたところ、引っ張り癖があり、お散歩の途中で金具が壊れ、逃げてしまった、なんてケースがあります。
リードにも、太さの違い、素材の違い、金具の違い、丈夫さの違いなど、買い替えるときの選択肢がたくさんあります。今の愛犬の状態には、どのリードが合うのか。使用している首輪やハーネスと合わせて選ばれると良いと思います。
まとめ
犬の成長に合わせて買い替えるべきものの代表格として、
- 首輪
- ハーネス
- リード
この3つをご紹介しました。
この3つは、犬の安全と命を守るために重要なアイテムです。毎日が理想ですが、週に1回、1か月に1回でも良いので、劣化や破損がないか、犬の成長に合わせて使用できているかどうか、確認するようにしましょう。