愛犬の生活を快適にする『ペットドア』をつけるメリット
ペットドアは、犬が自由に出入りすることができるドアのことを言います。パタパタと前後に動く扉があり、犬が頭をグッと押し入れることで、扉が前に開きます。くぐり抜けるイメージです。
例えば、リビングと玄関を繋ぐドアにペットドアを取り付けてあげることで、リビングと玄関を自由に移動することができるようになります。リビングでお留守番していた愛犬が、飼い主さんの帰宅を玄関まで移動して待てる、というわけです。
犬は、ドアを自由に開け閉めすることができません。そのため、部屋を自由に移動することができるように、ペットドアをつけてあげようか…と、迷われている飼い主さんは多いと思います。ペットドアをつけることには、どのようなメリットがあるのか、ご紹介しますので、ぜひ、取付け前のご参考に。
メリット①「寒さや暑さから犬を守る」
夏は冷房、冬は暖房をつけたままにし、愛犬をお留守番させているのではないでしょうか。例えば、リビングでお留守番をしているときのことです。冷房が効きすぎて、カラダが冷えてしまったらどうでしょう。暖房が効きすぎて、熱中症になりそうになってしまったらどうでしょう。
もし、リビングのドアにペットドアが取り付けられていれば、廊下に出たり、他の部屋に移動したりすることができ、冷房や暖房の効きすぎから逃れることができます。また、お留守番中、冷房や暖房を使用しない場合も、犬が涼しい場所や暖かい場所へと自由に移動することができます。
メリット②「自由に庭に出ることができる」
庭へと繋がるドアにペットドアを取り付けてあげることで、トイレをしたいとき、日なたぼっこをしたいとき、遊びや運動をしたいときなど、自由に庭に出ることができます。例えば、室内ではトイレをしてくれないという犬も、自由に庭に出ることができるようになり、トイレを我慢する必要がなくなります。
※~注意点~
もし、ペットドアを取り付けることで、室内と庭を自由に出入りすることができるようにしてあげたいときは、庭から敷地外へと出て行ってしまわいよう、万全な対策をお忘れなく。
メリット③「ドアを傷つけない」
愛犬にリビングのドアを傷つけられたり、破壊されてしまったりしたことはありませんか?「ここを開けて~」と、ドアを引っ掻いてしまうことがあります。破壊されるまではなくとも、ドアに傷がついてしまうことを懸念される飼い主さんは多いと思います。
ペットドアを取り付けてあげることで、開けて~とドアをカリカリ引っ掻いてしまうことはなくなります。犬自身の爪や手を傷つけてしまう心配もありません。また、どうしても庭に出たくて、網戸を突き破ってしまった、ということもなくなります。
ペットドアの取り付け方
ペットドアを取り付けることができる場所
- 玄関のドア
- 室内のドア
- 窓ガラス
- 間仕切り壁
- 外壁
このような場所に取り付けることができます。
自分で取り付けることができる?
ペットドアは、ホームセンターやペットショップなどで、数千円~一万円ほどで購入することができます。自由な出入りを一時的に禁止したいときには、ペットドアが開閉しないようにすることができる、ロック機能付きのペットドアがあります。ペットドアの扉部分の素材も様々なので、硬いもの、やわらかいもの、重いもの、軽いものなど、用途に合わせて選ぶことができます。
業者に依頼して取り付けてもらう場合
ペットドアを取り付ける場所によって、業者に依頼することができます。建築会社やリフォーム会社へ依頼すると良いのではないでしょうか。取り付ける場所によって、かかる費用は大きく変わりますが、数万円~十数万円ほどの費用が必要になるでしょう。
ペットドア付きのドアもあります
もともと、リビング用などのドアに、ペットドアが備え付けられているドアの販売もあります。既存のドアに自分でペットドアを取り付けるには、ドアに穴を開けるなどしなければならず、とても難しいです。しかし、ドアの交換なら、意外と簡単にできてしまいます。
まとめ
ペットドアをつけるメリットには、
- 寒さや暑さから犬を守る
- 自由に庭に出ることができる
- ドアを傷つけない
などがあります。ペットドアの取り付け方も合わせてご参考くださいね。