犬を賢く育てる遊び方5つ
上手に遊ぶと犬は賢く育ちます!特に、飼い主さんとの信頼関係を深める遊びを行うのがとても重要。諦めていた人もぜひ今からでも始めてください。少しずつ頭のいい犬に変わっていきますよ!では、具体的な遊び方についてご紹介していきますね。
1.ロープ引っ張りごっこ
犬用のロープを使って引っ張り合いをします。このとき、飼い主さんが主導権を握るのが非常に重要なので、ただロープを渡してしまわぬようにしてください。
愛犬がロープをくわえたら5秒ほど数えながら、引っ張ったり左右にゆらしたりして遊びましょう。そして5秒経ったら「頂戴!」と指示を出します。
口を離さなければ、おやつを与えて「よし!いいこ!」と伝えます。口を離せば褒められることを教えていきましょう。何度も繰り返していけば、指示に従うことができるようになりますよ。
2.おいで&待て!
愛犬と少し距離を取って「おいで!」「待て!」を繰り返すと、ストップ&ゴーのような遊びができます。しつけトレーニングも兼ねることができるのと、室内でもちょっとした運動不足になるおすすめの遊びです。少しずつ距離を長くしていき、じっと待てができる状態を目標にしましょう。
3.あれ持ってきてごっこ
ボールを投げて持ってくることが好きな犬なら、「ロープ持ってきて」「骨持ってきて」と色んなおもちゃの名前を覚えさせてみてください。多少の難しさはありますが、ひとつずつ「ロープ」「骨」と覚えさせていくと、理解することもあります。
ここで使うのは、犬のおもちゃ限定にしましょう。スリッパやクッションなどをおもちゃにしてしまうと、おもちゃとの区別が付かなくなるので、その辺は注意してください。
4.輪くぐりジャンプ
運動不足解消をしたいときには、「輪くぐりジャンプ」もおすすめ。おやつの匂いを嗅がせてから、輪っかの向こうへ誘導しましょう。
この遊びはジャンプが好きな犬が楽しめるものなので、足に負担がかかってしまう犬種の犬や老犬にはおすすめできません。
5.足くぐり
その場で遊べる「足くぐり」なら、輪っかの用意をしなくてもできます。飼い主さんの股の下をトンネルのようにくぐれたら、おやつを与えてほめてあげましょう。行ったり来たりできるようになると、愛犬との絆が深まります。ぜひお試しください。
逆効果になる犬の遊び方3つ
犬が言うことを聞くか聞かないかは、実は日頃の遊び方が大きく関係しています。「うちの犬はおバカさんだから」と諦めてしまう人も多いですが、これからの関わり方を変えていけば改善していきますよ。では、注意したい逆効果になる犬の遊び方3つをご紹介していきます。
ただ引っ張り合う
犬とタオルなどをただ引っ張り合って遊ぶのは、実はNGなんです。愛犬の楽しそうな姿は見られますが、本当に返してほしいときに「頂戴」の指示に従えなくなるんです。
また、物をくわえて引っ張ることで犬は狩猟本能を思い出し、さらに興奮しやすくなるのでやり過ぎに注意。困ってしまっている飼い主さんは、ぜひ遊びの中でも「頂戴」のトレーニングを取り入れましょう。
犬を追いかけ回す
愛犬を追いかけ回してしまうと、逃げグセがついてしまいます。洗濯物をくわえて逃げてしまう犬もよくいますが、そうならないようにするためにも「頂戴」「まて」のしつけを取り入れていきましょう。
興奮状態に陥ってしまうと手が付けられなくなる犬も多いので、日頃の遊びでも指示に従えるようにしておくと、飼い主さんの声が届くようになります。
まとめ
愛犬と遊ぶのは飼い主さんにとっても楽しいひと時ですね。ここでご紹介した賢くなる遊び方は、しつけトレーニングを兼ねることなのでぜひ積極的に続けてみてください。
また、愛犬が好む遊びを取り入れるのがとても大事です。上手に褒めながら楽しく遊んでみましょう。