1:嫌な撫で方をする
ワンちゃんとスキンシップをするときに身体を撫でますが、実は撫で方によってはワンちゃんが嫌がっていることもあります。基本的にワンちゃんは大好きな飼い主さんに撫でてもらうと、構ってもらって嬉しいと思ったり安心したりします。
しかし、それは撫でられて嬉しいと思っている箇所の話です。多くのワンちゃんは撫でられる際に頭の上や鼻や手足の先を触られるのを嫌がります。中にはどこを触られても気にしない場合や喜ぶことも有りますが、大抵のワンちゃんは頭などは触られると痛いと思ったり、身体の急所であるので本能で警戒したりしてしまい、素直に喜べないことが多いです。
触る際に指先などをワンちゃんの目の前に出してから撫でるのも警戒してしまう恐れがあります。
そのため、撫でる際はゆっくりと背中を撫でると最も喜んでくれると思います。
2:食べ物のお裾分け
ワンちゃんは好奇心が旺盛な動物です。そのため、飼い主さんの行動は常に確認しています。
その上で飼い主さんが何かを食べるとワンちゃんも興味が湧き、飼い主さんの元に行きお裾分けをねだることがあるかと思います。どの飼い主さんもワンちゃんが食べ物を欲しがっていたら、その様子から一度は与えたことがあるのではないでしょうか?
しかし、食べ物を与えてしまうと気付かないうちにワンちゃんのことを苦しめてしまうかもしれません。人間の食べ物でも味付けをしていない肉や魚は与えても平気かもしれませんが、味付けをしたものやネギなどは与えてはいけません。
しかし、このことは飼い主さんは理解していてもワンちゃんが理解するのは難しいです。そのため味付け肉を食べている飼い主さんの元に行き、いつものようにもらえると思っていても今回はもらえないとなると困惑したり、このような些細なことが積み重なり問題行動をしたりするようになってしまうかもしれません。
また、味付け肉などを毎回与え続けた場合も、歯の病気になったり臓器の疾患を招いたりする恐れがあります。
3:寝てるのを起こされる
寝ているワンちゃんの姿を見て可愛いと思ってしまい、つい撫でてしまうことがあるかもしれません。しかし、気持ちよく寝ているワンちゃんを起こすのは苦しませてしまう恐れのあるNGな行為です。
ワンちゃんは起こされてしまったとはいえ、飼い主さんに構ってもらっていることから喜んでいるような様子をしているかもしれませんが、ワンちゃんにも睡眠時間が必要です。私たち人間も寝ているときに起こされるのは決して気持ちの良いことではなく、それはワンちゃんも同様です。
また、寝ているときに起こすともしかすると恐怖心を与えてしまうかもしれません。そのため警戒心の強い臆病なワンちゃんになってしまう可能性もあります。
まとめ
良かれと思っていたことや、気にする必要があまりないと判断したことでも、実際はワンちゃんを苦しませてしまっていることはこれ以外にもまだあるかと思います。
ワンちゃんの性格や環境により様々であると思うので、もしかしたら嫌がっているかもしれないと思うことがあるならば、一旦考えて行動をした方が良いかもしれません。