飼い主さんも癒されちゃう~犬が喜ぶマッサージ方法~
愛犬のカラダをマッサージしてあげることは、飼い主さんと愛犬とのスキンシップやコミュニケーションになります。
普段、お留守番させている時間が長く、一緒に過ごせる時間が少ないのではありませんか?マッサージをすることで、信頼関係も深まりますし、愛犬の喜ぶ姿は、飼い主さんの癒しにもなります。愛犬のカラダの異常や病気に早く気づいてあげることもできます。
毎日ではなくても良いです。1回のマッサージが5分程度でも良いです。寝る前のほんの1分程度でも良いです。ぜひ、マッサージを取り入れてみてください。
1.背中のマッサージ方法と手順
愛犬の背中に触れ、背骨の位置を確認しましょう。背骨には、カラダを動かすための重要な役割があり、疲れが溜まっているかもしれません。
首の後ろから腰までにかけて、手のひらを使い、背骨を優しく撫でおろすようにマッサージします。背中周りの血液の循環を良くしてあげるようなイメージで行います。背骨や背中の周りを、指のひらを使い、優しく揉みほぐすようにマッサージしても良いです。
2.首のマッサージ方法と手順
首の後ろを手で優しく包むように掴み、少し引っ張り上げるようにしながら、首の周りの筋肉を揉みほぐすようにマッサージします。四本足で歩く犬の首は、筋肉が緊張しやすく、見上げる時間が長い分、疲れが溜まりやすいです。凝り固まってしまっていたり、血液の循環が悪くなってしまったりしているかもしれません。
揉みほぐすときは、ゆったりとした動きで行い、筋肉の緊張や懲りをほぐすようなイメージで、血液の循環を良くしてあげるようなイメージで行います。
3.耳のマッサージ方法と手順
耳の根元を指のひらで優しく包むように掴み、揉みほぐすようにマッサージします。耳の根元から、耳の先の方へ移動させながらマッサージしても良いです。耳全体を指のひらで優しく包むように掴み、指のひらで円を描くようにマッサージするのも良いです。犬の耳って、ピクピクとよく動きますよね。何気ない仕草かもしれませんが、意外と筋肉を使っているようです。
そのため、耳や耳の周りの筋肉が緊張し、疲れが溜まったり、凝り固まったりしているかもしれません。
4.手首・足首のマッサージ方法と手順
曲げたり、伸ばしたり、クルクルと回したり。ゆったりとした動きで、優しくそっと行ってみましょう。シニア犬や高齢犬の場合、お散歩の時間が短くなったり、歩くスピードがゆっくりになったり、寝ている時間が長くなるなどし、手首や足首を十分に動かせていないことがあります。そうすると、筋肉が凝り固まりやすく、血液の循環も悪くなってしまいやすいです。
日頃から、手首・足首のマッサージを取り入れてみましょう。朝起きたとき、お散歩の前後、寝る前など、マッサージのタイミングを決めておくと良いでしょう。
5.目のマッサージ方法と手順
目を囲むように、目の周りには骨があります。その骨をなぞるようにマッサージしてみましょう。指のひらを使い、目の周りをクルクルとマッサージします。ゆったりとした動きで行い、力を抜いて行いましょう。涙や目ヤニが多く、涙焼けや目ヤニ焼けでお悩みのワンちゃんにもおすすめです。
まとめ
犬が喜ぶマッサージ方法の中から、
- 背中のマッサージ
- 首のマッサージ
- 耳のマッサージ
- 手首足首のマッサージ
- 目のマッサージ
特に犬が気持ちよく、喜んでくれる5つの部位のマッサージ方法と手順をご紹介しました。犬の体勢は、犬がジッとして動くことがなく、落ち着いていられる体勢で行ってあげましょう。座った体勢でも良いです。伏せの体勢でも良いです。立った体勢でも良いです。中には、ゴロンと寝転がった体勢でマッサージをされることが好きな犬もいるかもしれません。