首輪よりハーネスが適している犬のタイプ4つ

首輪よりハーネスが適している犬のタイプ4つ

首輪とハーネスにはそれぞれメリットとデメリットがあります。またハーネスが適している犬と適していない犬がいます。今回は首輪とハーネスの違い、ハーネスが適している犬のタイプ4つをご紹介します。

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首輪とハーネスの違いは?

雪の上に立つハスキー犬たち

現在ハーネスと呼ばれているものは、胴輪とも呼ばれています。元々ハーネスとはソリを引く犬などがつけていたもので、ハーネスが一般の犬にも浸透してきたのは、ごく最近のことです。首輪との違いは、ハーネスは荷物を運ぶ犬のために作られているので、体に負担がかかりにくい形状になっているという点です。

ハーネスのメリットとして、首に負担が少ない、着用時にきちんと調整すれば首輪よりも抜けにくいというものが挙げられます。デメリットとしては、首輪よりもコントロールがしにくい、一部の犬種では抜けやすい、なれないと装着に手間がかかる、などがあります。

ハーネスをつけるのに適しているタイプと適していないタイプもあるので、愛犬がどんなタイプか見てみると良いでしょう。

ハーネスが適している犬のタイプ4つ

砂浜を走る二匹の犬

1.体が小さい犬

小型犬は体が小さいため首が細く、首輪では首に負担が大きくなってしまうことがあります。急に飛び出してしまった場合、首を痛めたり、飼い主さんが無理やり強く引っ張ってしまい首に怪我をしたりすることもあります。
大型犬の場合は、ハーネスだとコントロールが難しくなります。

一概には言えませんが、小型犬はハーネス、大型犬は首輪が適しているでしょう。

2.呼吸器が弱い犬

呼吸器系の病気を持っている犬や呼吸器系の病気になりやすい犬には、首に負担があまりかからないハーネスが向いています。
特に器官が変形してつぶれてしまう「気管虚脱」という病気は、チワワやトイプードル、ヨークシャーテリアなどがかかりやすいので、これらの犬種にはハーネスをつけてもいいかもしれません。

3.すでに散歩のしつけが終わっている犬

ハーネスはコントロールが難しいため、散歩のしつけがまだの犬にはあまりオススメしません。また、引っ張り癖がある犬もハーネスでは苦労するかもしれません。しつけ用の首輪などを使って、スムーズに散歩ができるようになってからハーネスをつけると良いですね。

4.夜に散歩をする犬

これは飼い主さんの都合にもよるものですが、夜に散歩をする場合はハーネスの方が良い場合もあります。

ハーネスには車や通行人から犬が見えるようにライトをつけたり、反射シートをつけたりすることができるためです。派手な色のハーネスは、同じように派手な首輪よりも人の目につきやすくなっています。首輪よりもできることが多いため、ハーネスにする飼い主さんもいます。

ハーネスの種類

ハーネスをつけたボストンテリア

ハーネスにもいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。

H型

最もスタンダードなのがH型です。輪っかに2本のベルトがついているもので、それぞれの輪っかに前足をいれて使用します。足に触れるのを嫌がる犬には向いていないかもしれません。

8の字型

2つの輪っかが重なって数字の8のように見えるハーネスです。犬の前足を持ち上げることなく付けられるので、足に触れるのを嫌がる犬にも装着することができます。
また、大型犬でも気軽に使用できるタイプとなっています。

ベスト型

柔らかい生地で作られているものが多く、面積も広いため犬にあまり負担がかかりません。ヘルニアなどの疾患がある犬や、老犬などに向いています。
また、面積が広いので反射シールを貼ったりすることもできます。

まとめ

飼い主にハーネスをつけられている犬

首輪とハーネスにはそれぞれ良い部分と悪い部分があります。その両方を知って、愛犬にはどちらのタイプが合うのかを知り、選ぶことが大切です。

またハーネスにもいくつかタイプがあるので、愛犬にはどのハーネスが向いているのか調べてみましょう。そして、できれば試着をして選ぶのがベストです。ネットなどで買う場合はしっかり胴回りなどを測っておきましょう。愛犬との散歩やお出かけにぴったりのハーネスや首輪を選んでみましょう!

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