1.狭い歩道を歩く時
縁石がない道は車に注意
道幅の狭い歩道で縁石がない道を歩く場合は、犬が車道にはみ出さないよう注意して歩きましょう。愛犬が突然車道にはみ出すとドライバーの方も早急な対応が難しいですし、車が右左折する時には巻き込まれてしまう危険性もあります。特に目が不自由な子はまっすぐ歩くことが困難な場合が多いため、飼い主さんが車道側を歩いてあげた方が安心です。
通行人への飛びかかりに注意
道幅が狭いと他の通行人との距離も近いので、愛犬が通行人に飛びかかってしまわないように注意しましょう。道幅が狭い道はリードを短く持ち、飼い主さんが犬の盾になるように歩くと安心です。
2.他の犬とすれ違う時
吠える・吠えられるに注意
犬同士のトラブルはお散歩中に最も起こりやすいトラブルの1つです。愛犬が他の犬に吠えたり飛びかかろうとすることや、逆にお相手のワンちゃんが興奮してしまうことは頻繁に起こります。
飼い主さんは犬同士の間を歩こう
犬を連れた人が来ると気付いたら、犬同士の距離が近くならないように飼い主さんが犬同士の間を歩くようにしましょう。愛犬が他の犬に興奮しやすい子の場合はルート変更もトラブル回避法の1つです。または、おやつで愛犬の気を引いて興奮を防ぐのも良いでしょう。
3.自転車が多い時
接触トラブルに注意
お散歩中は歩道を走る自転車に注意しましょう。自転車も結構なスピードが出ますし、自転車の人の視界は高くなるので愛犬に気付きにくいこともあり、愛犬がいきなり飛び出てくるとひかれてしまう恐れがあります。
自転車がリードに引っかかってしまうことも
長く持ったリードに自転車が引っかかってしまうのも大変危険ですので、リードは短めに持つ習慣をつける方が良いでしょう。特に伸びるリードは伸縮の制御がすぐにできないので、一般の歩道で使用するのは危険です。
4.夜のお散歩
暗いので気付いてもらいにくい
日が落ちて暗い時間帯のお散歩は、通行人や車、自転車など周りの人が愛犬に気付きにくくなりますので注意が必要です。光る首輪や反射材を使用したリードなどを愛犬に付けて、愛犬の存在をアピールするようにしましょう。同時に、飼い主さんご自身も反射材を着用して事故を防ぐことも重要です。
拾い食いに注意
暗い時間帯のお散歩では、道に何が落ちているのか気付きにくくなります。犬は鼻が利きますので、飼い主さんが気付かぬうちに拾い食いをしてしまう可能性があります。
拾い食いが心配な方は、ライトで足元を照らしながら歩くと犬の拾い食いを阻止することができます。拾い食いだけでなく、割れたガラスなども回避しやすくなるので安心ですね。そして、ライトを付けておくと周りの人にも気付いてもらいやすいので安全面でも役に立ちます。
まとめ
お散歩中のトラブルは飼い主さんや愛犬だけでなく、周りの人に迷惑がかかってしまうこともあります。そのため、飼い主さんはさまざまな対策をし、周りに気を配ってお散歩をする必要があります。
今回は特にトラブルになりやすい場面4つを挙げましたが、どんな場面でも外に一歩出れば公共の場であることを忘れずにいたいですね。ぜひトラブルを回避して、安全に愛犬とのお散歩を楽しんでくださいね。