犬の知育玩具の役割
頭脳を活かして楽しく遊ぼう!
犬の知育玩具は、ボールやロープなどのおもちゃとは違い、犬の頭脳を活かしながら、楽しく遊ぶことができるおもちゃです。頭脳をフルに使いますので、集中力が必要になります。犬がおもちゃに集中することができる分、長い時間、遊び続けることができます。ボールやロープなどの他のおもちゃに飽きやすい犬にもおすすめです。
忍耐力の向上に!
犬の知育玩具は、忍耐力の向上にも良いです。たとえば、おもちゃの中に隠された、おやつやフードを取り出す、という知育玩具があります。そう簡単に取り出すことができないため、どのようにしたら取り出すことができるのかと考える力も必要ですし、取り出す方法を見出すまでの忍耐力も必要です。
忍耐力があまりない犬の場合、「ねえ、ママ。これ、おやつ出てこないんだけど、出してくれる?」と、すぐに飼い主さんの助けを求めてしまうかもしれません。おもちゃによって難易度が異なるため、はじめは難易度の低い知育玩具を選び、だんだん難易度の高い知育玩具へと変えてみても良いと思います。
ストレスの発散に!
「今週は、お留守番ばかりだったな…。」「雨の日が続いていて、ほとんどお散歩へ行けていないな…。」そんなとき、知育玩具を使って、犬のストレスを発散させてあげることができます。犬の体力を使う方法は、カラダを動かすことだけではありません。
知育玩具を使って遊び、たくさん頭脳を使うことで、意外と疲れきって、夜はぐっすり眠ってくれます。また、ストレスが原因で起きる、イタズラや粗相や問題行動など、知育玩具を与えることで解決されるかもしれません。
犬の知育玩具の効果
無駄吠えを防ぐことができます!
来客があるとき、見知らぬ人の気配に、吠えてしまう犬も多いですね。そんなとき、知育玩具を与えてあげることで、おもちゃに集中し、他に気を取られることがなく、無駄吠えを防ぐことができます。おもちゃの中におやつやフードを入れて遊ぶ知育玩具であれば、より犬が集中しやすいでしょう。
体重の管理が必要な犬にも!
おもちゃの中におやつやフードを入れて遊ぶ知育玩具は、体重の管理が必要な犬にも役立てることができます。とくに、早食いの防止に良いです。ゆっくり少しずつ食べることで、満腹感を得ることができます。
また、肥満のため、手足や首や腰に負担がかかり、獣医さんから運動を制限するように、と言われている犬もいるかもしれません。知育玩具を遣えば、遊びながら食事をするため、カラダを動かし、軽い運動にもなります。フローリングなどで滑ってしまわないよう、しっかり対策をしてお使いください。
おすすめ!人気の知育玩具
コング
おやつやフードを入れて遊ぶコングは、人気の高い知育玩具のひとつです。どんなに転がして遊ぼうとも、中のおやつやフードは、一定の量しか取り出すことができません。一度に大量に出てくることはないので、長く遊び続けることができます。中に入れるおやつやフードの大きさには、少し工夫が必要です。小さすぎると出てきやすいですし、大きすぎると出てこないことがあります。
トリーツ メイズ
スウェーデン発祥の知育玩具です。ドッグトレーナーも推奨しているため、注目されています。回転させることで、中に入れたおやつやフードが出てくる仕組みです。少し回転させたくらいでは出てこないため、難易度は中くらいでしょう。
まとめ
犬の知育玩具について、
- 役割
- 効果
- おすすめの人気の知育玩具
この3つをテーマにご紹介しました。子犬や成犬はもちろん、活動量が減ってしまった老犬にもおすすめします。頭脳を使って、脳を刺激し、衰えや認知症の予防にもお役立てください。