犬に頼りにされる飼い主って、どんな飼い主!?
1.穏やかに過ごしましょう
犬は、せかせかした人が苦手です。家の中で忙しく、せかせかと動き回りながら、家事や出かける準備をすることがあるのではないでしょうか。そんなとき、愛犬の様子はどうでしょうか。飼い主さんの様子を、何だか不安そうな表情で見つめていませんか?自分の寝床やお気に入りの場所へ行って、隠れるようにしていませんか?
飼い主さんがせかせかと動き回る様子に、不安や不信を感じているのかもしれません。犬は、穏やかな人が好きです。穏やかに過ごすために、時間や心に余裕を持つことができると良いですね。
2.大きな声を出さないようにしましょう
「やめなさい!」「ダメーーーー!」など、叫んでいませんか?愛犬がイタズラをしようとしたとき、立入禁止の部屋へ行こうとしたとき、高い場所から下りようとしているときなど、つい、大きな声を出してしまいたくなりますよね。犬は大きな音が苦手です。
そのため、大きな声を出されると、恐怖に感じてしまうことがあります。叫ばなくても、愛犬に気持ちが伝わるよう、伝え方を変えてみると良いのではないでしょうか。
3.堂々としましょう
お散歩中、他の犬や人とすれ違うことがあります。挨拶を交わすこともありますし、会話が弾んでしまうこともあります。相手が初対面の犬や人であれば、犬は不安や恐怖に感じ、警戒し、緊張してしまうかもしれません。
そんなとき、堂々と毅然とした態度で接することができる飼い主さんであれば、犬は安心してついていくことができます。大きくて強そうな犬が向かってきたとき、サッと道を変えてしまうようでは、飼い主さんも逃げてしまったようなものです。
堂々と歩き、“大きなワンちゃん、来るね~”などと声をかけ、笑顔で挨拶をしながらすれ違いましょう。犬はドキドキしているかもしれませんが、飼い主さんが堂々としていることで、何だか自分も堂々とした気持ちになれると思います。
4.人間社会を学ばせてあげましょう
犬が人間社会で暮らすためには、ルールを学ばなければなりません。良いこと・悪いことの区別がしっかりできなければなりません。そのためには、飼い主さんのしつけやトレーニングが必須です。愛情だと勘違いし、過剰に甘やかしてしまうことがあります。そんな飼い主さんは、犬から頼りにされません。ただただ、自分を甘やかしてくれる、都合の良い人間になってしまいます。
良いことに対しては思いっきり褒めてあげましょう。悪いことに対しては、しっかりと叱り、どうして悪いことなのか、犬が理解できるまで教えてあげましょう。
5.明るく楽しく過ごしましょう
ネガティブな言葉ばかりを発している飼い主さんは、犬から頼りにされません。ネガティブな言葉によって、犬は、不安・恐怖・緊張・ストレスなどを感じています。犬には言葉はわかりませんが、その言葉が持つ感情を読み取ることができます。犬の気持ちまでネガティブになってしまうため、ネガティブな言葉ばかりを発する飼い主さんとは、一緒に過ごしたくないと思っています。
6.威圧的な態度を改めましょう
怒鳴ったり、叩いたり、蹴ったり、暴言を吐いたり。そんなことをする飼い主さんがいます。みなさんは目撃したことはありませんか?目撃してしまったこちらまで嫌な気持ちになってしまいますよね。当事者である犬は、もっともっと嫌な気持ちでいるはずです。
怒鳴れば、犬を制御することができると思っているのかもしれませんが、ただ怖がっているだけです。蹴ったり、叩いたりすれば、犬が言うことを聞くと勘違いしているようですが、痛みに耐えているだけです。そんな飼い主さんは頼りにされないだけではなく、もう一緒には暮らしたくないと思われているでしょう。
まとめ
犬に頼りにされる飼い主になるためにやるべきことについて解説しました。犬が頼りにできる飼い主さんは、一緒にいて安心できる人です。一緒にいて楽しい人です。一緒にいて幸せな気持ちになれる人です。私も愛犬にとって、そういった存在でありたいです。みなさんも同じですよね。