犬が『しんどい』と感じているシチュエーション4つ

犬が『しんどい』と感じているシチュエーション4つ

犬は自分の感情をしっかり持っている生き物なので、時々「しんどいなぁ」と感じることがあるようです。普段の生活で犬が苦手に感じやすいシチュエーションを知ると、愛犬に嫌な思いをさせることが無くなりますよ。

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1.苦手な環境はしんどいと感じやすい

疲れたように目をつむるチワワ

犬がしんどいと感じやすいシチュエーションは、ざっくり言いますと犬が苦手に感じやすい環境にいるときといえます。では、一体犬はどういった環境・場所にいるときに「うわぁ、しんどいなぁ」と感じやすいのでしょうか。

  • 温度が高い場所
  • 大きな音がする場所
  • 怖い音がする場所
  • にぎやかな場所
  • 足元が安定しない場所
  • 見知らぬ人や犬が多い場所
  • 病院やトリミングのお店

など、犬が苦手な環境や場所はたくさんあります。

特に犬は暑さに弱い生き物なので、温度が約27度を超えると暑さを感じて身体的にしんどくなってしまいます。また、犬は聴覚が優れているので音に敏感となり、大きな音や聞いたことのない音を聞くと不安を感じて、メンタル的にしんどくなりやすいといえます。

例えば『雷』や『打ち上げ花火』、『振動が伝わるほどの大きな音』は犬が苦手な音として、あまりにも有名だったりしますよね。

動物病院やトリミングのお店、知らない人や犬が行き交う場所も犬が緊張や不安を感じやすいのでメンタル的に「しんどいよぉ~」となるシチュエーションといえるでしょう。ですので、こういった場所に出かけるときは、愛犬が不安そうにしてないか常に様子を見るようにしてあげてくださいね。

2.飼い主がデレデレモードになって必要以上に可愛がっているとき

女の子に無理やりキスをされている白い犬

犬は基本的に甘えたで可愛がられるのが大好きといわれていますよね。しかし、犬は可愛がられ過ぎると「もういいよ~……」「うんざりだぁ」と思うことがあるようです。特に飼い主がデレデレモードになって、いつもより可愛がっているときは、愛犬が「嬉しいけど、少ししんどい」と感じているかのような表情をすることがあったりします。

犬は表情や行動で自分の感情を表すことが多く、愛犬を可愛がっている時に『反応が薄い』『疲れたような表情をしている』『飼い主とは違う方向を見つめている』といった姿を見せる場合は、少しうっとおしいと思っている可能性がありますので、嫌がられないよう程々に可愛がる程度にすることをおススメします。

3.無理やりいろいろな人や犬と触れ合わせる

いろんな人に撫でられている犬

犬の社会性や社交性を育てるためにはいろいろな人や犬と触れ合わせると良い。という有名な話を聞いたことはありますか?実際にいろいろな人や犬と触れ合わせるのは犬にとって凄く大切なこととなり、フレンドリーな性格にするために愛犬をたくさんの人や犬と出会わせている。そんな飼い主はたくさんいらっしゃることと思います。

しかし、いろいろな人や犬と触れ合わせるのは全ての犬にとって良いこととはいえないかもしれません。犬のなかには必要以上に人や犬と関わりたくないという考えの子もいますし、いくら触れ合わそうとしても相手を見るとすぐに怖がってしまう犬もいたりします。そういった犬にとって無理やり様々な人や犬と触れ合わせようとする飼い主の行動は『しんどい』といえるでしょう。

愛犬のためにいろいろな経験をさせたい、社会性や社交性を育てたいと思っていても、愛犬が苦痛に感じてしまったら元も子もないといえますよね。ですので、いろいろな人や犬と触れ合わせたいと思っている場合は、まず愛犬の様子を見ながら行うことをおススメします。

ちなみに愛犬が相手と触れ合うのが苦手な場合は、愛犬が興味を示した相手にだけ触れ合わせるようにするだけでも十分社会勉強の効果が得られると思いますよ。

4.着せ替え人形にされているとき

蜂のコスチュームを着させられて不服そうな犬

愛犬に服を着せると凄く可愛くて、ついついいろいろな服を着せたくなってしまう。という飼い主はいると思います。人によっては一日に何度も服を着せ替えてデレデレした様子で愛犬を見つめる人もいるのではないでしょうか。

そんな愛犬との時間は飼い主の至福の一時ともいえそうですが、オシャレを気にしない犬はきっと「服、脱ぎたいよ~、疲れるから何度も着せ替えさせないでほしいなぁ」と感じていることでしょう。

愛犬にオシャレな服を着せると心を奪われてしまって、病みつきになってしまう気持ちは分かりますが、愛犬が心身ともに疲れないように短時間で何度も服を着せ替えさせるのはなるべく控えるようにしてあげてくださいね。

まとめ

デスクに座ってグッタリする犬

犬は自分の気持ちをちゃんと持っているので、ときどき嫌そうな表情や行動をしたり、疲れたような仕草をしたりして、飼い主に自分の意思を伝えることがあります。

犬がしんどいと感じるシチュエーションが多いとストレスを溜め込んだり、酷いときは信頼関係が崩れてしまったりするなんてことにも繋がってしまいますので、愛犬がうんざりしているかのような行動を見せた時は、なるべく環境や飼い主の行動を改善する必要があるといえるでしょう。

少しずつ愛犬のしんどくなりやすい状況を理解して改善しながら、今よりも仲良くなれると良いですね。

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