犬を飼っているとよくある『不思議なこと』
犬と一緒に暮らしていると「あれ?身に覚えがないのに…」と思うことや、「え?何しているの?」というような、不思議な出来事が多く起こります。今回は、世間でよく言われる犬を飼っているとよくある『不思議なこと』をご紹介します。
空中をじっと見つめている
やけに静かだなと思い、愛犬の方を見てみると、空中をジッと見つめていた…なんて話はよく聞きますよね。中には、左右に目線をずらして、まるで何か得体の知れない物を見ているような動きを見せることも…。
「え?何?何かいるの?」「お化け…?」なんて、ちょっとしたホラー感を醸し出すこの犬の行動に、不思議な雰囲気を感じる飼い主さんも多いでしょう。
しかし、これはお化けが見えているということではなく、単純に遠くから聞こえている音に耳をすませているだけであったり、人間が聞き取れないほど小さな虫の音が聞こえていたりするなど、『音』に反応していることが多いと言われています。
妊娠中の女性を守るような行動を見せる
飼い主が妊娠をすると、犬がその飼い主の女性を普段以上に守るような行動を見せるという話もよくあります。「妊娠している」「お腹に子供がいる」ということを理解しているとは思えないのですが、不思議です。
最近、濃厚になってきている説としては、妊娠することで女性の匂いが若干ですが変化しているのではないかと言われています。そのため、飼い主である妊婦に対して異なる態度を取るようになるのです。
しかし、それでも守るように他者を近付けまいとするような行動を起こすのは不思議です。もしかすると、本当に匂いや見た目から「赤ちゃんがいる」と理解しているのかもしれません。
地震が起きる少し前に様子が変わる
今まで横になってリラックスしていた犬が、突然飛び起きて飼い主の方へ駆け寄ってきたと思ったら、その直後に地震が起きたという話も珍しくありません。
「もしかして、犬って地震が来ることを予知しているの?」と思わずにはいられないこの行動ですが、ある意味正解であると考えられます。
実は、地震が起きる少し前から、地響きのような音が地中で起きています。犬は人間よりも遥かに聴力が優れているため、その地震の音をキャッチし、地震の震動が起きる前に行動しているのではないかと言われているのです。
病気を教えてくれる
愛犬がいつもより飼い主の傍から離れない、あるいは飼い主から離れた場所でじっと不安そうに見つめている…。すると後日、飼い主が病気を患っていたことが発覚したという話もよくある話です。
病気は様々で、軽いものから重度のものまであります。近年の研究結果によると、犬はがん細胞を匂いから嗅ぎ取ることができることが証明されています。すでに犬によってがんの早期発見を促す活動も海外などで行われているほどです。
そのため、病気の匂いを嗅ぎ取り、飼い主に何らかの違和感を感じ取ることができるというのは本当なのです。愛犬がいつもと違う態度を見せるようであれば、一度人間ドックなどを受けるのも良いかもしれませんね。
なぜか怪我をしている/痣ができている
そして飼い主のあるあるとして、身に覚えがないのに体に軽い怪我をしていたり、あるいは痣ができていたりすることがあるという話も聞きます。「いつできたのだろう」と驚いてしまいますよね。
これは様々な理由が考えられますが、犬と一緒に全力で遊んでいると、どうしても体勢を低くすることがあります。それにより、怪我をしてしまったり、体のどこかを痛めてしまったりすることがあると考えられます。
また、こちらも全力で遊び、愛犬と一緒に楽しい時間を過ごしているため、ちょっとの怪我やぶつかったくらいでは気付かないことも多いです。そして後日、「あれ?怪我してる」と気付くのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。不思議な能力を持っていそうな行動を起こす犬たちですが、現在では犬の研究も進んでおり、様々な真実が解明されています。ぜひ、犬の雑学知識として、気になった行動は調べてみてくださいね!