犬と子供の同居はとてもいい効果がある
可愛い犬と子供が同居する生活は、幸せいっぱいに感じる一方、「大変そう」「衛生面が心配」といったデメリットも浮かんでしまいますよね。特に赤ちゃんや小さな子供がいる家庭は不安な面も多いですが、その分犬を飼うことでメリットも得られることをまずは知ってください。
子供が小さな頃から犬を飼うと、感染症や喘息にかかりにくくなるといった免疫が向上するという研究データがあります。それだけではなく、犬がいることで癒し効果をもたらしてくれる、犬の生死に寄り添うことで情緒が育まれるといった面も。
それは子供だけではなく、一緒に暮らす大人にももちろんメリットとなります。犬と子供を一緒に育てる機会に恵まれるのであれば、ぜひ積極的に行ってみてください。
犬と子供が良い関係であるために必要なこと5つ
可愛い犬と子供がいる生活は、まるで夢に描いたような暮らしにも感じますが、残念ながら必ずしもそうとは言えない部分もあります。ここでご紹介する「犬と子供が良い関係であるために必要なこと5つ」をぜひ忘れないでください。
1.犬のしつけができていることが前提
とても大切なのが、犬のしつけを徹底して生活を送ることです。犬はどちらかといえば子供が苦手で、群れで暮らす動物です。飼い主さんと子供よりも犬の序列は下であることを教えることが非常に大切。
飼い主をリーダーだと認識していれば、子供が苦手な犬も少しずつ愛情を示すようになります。不安がある飼い主さんは、ぜひ主従関係を見直し、日々のしつけを徹底してください。
2.親は目を離してはいけない
優しい性格の犬であっても、決して子供と2人きりにさせたりせず、目を離さぬようにしてください。まだ小さな子供であれば、犬にいたずらをしたり、強い力で叩いてしまったりするなど、トラブルの原因になりやすいです。
残念ながら、実際にも犬が子供に危害を与えたケースも起きています。犬がストレスを溜めないためにも、お互いが心地よい距離を保てることがベストです。
3.衛生面の管理を徹底する
犬のみならずペットを飼うのであれば、衛生面の管理は徹底的に行ってください。犬の毛やフケはアレルゲンとなります。定期的なシャンプーや、ブラッシングケアを忘れないようにしましょう。
特に小さな赤ちゃんは免疫力がないため、犬がもつ感染症がうつる可能性もあるので要注意。ある程度成長するまでは、別室で生活をさせることが大切です。また、感染を防ぐ意味でも、犬にペロペロ舐められることを許さないようにしてください。
4.子供が人間の食事を与えないようにする
目を離した隙に、子供が自分のおやつや食事を犬にあげてしまうことがあります。犬が喜ぶ姿は小さな子供にとって喜びに感じてしまいますが、それは犬にとって良くないことだと教えなければなりません。
まだ判断できない小さな子供がいる家庭はその辺が難しいですが、食事の際は距離を取る必要があります。犬にとってストレスの原因になりやすいので、飼い主さんと犬だけで過ごせる時間も作るようにしましょう。
5.様子を見ながら関係を深める
犬といってもタイプはいろいろですので、すぐに子供と仲良しになることの方が難しいと考えてください。これから赤ちゃんが誕生した家庭であれば、まずは匂いを覚えさせるところから始めましょう。
ゆっくりと慣らすためにも、別室で生活しながら犬がストレスを感じないように配慮をして少しずつ近づけていくようにするのがベストですね。
まとめ
犬と子供が仲良くなったとき、まるで親友のような絆が生まれるでしょう。子供の成長にも、犬がいる生活はとても良い影響になるはずです。ここであげた注意点を忘れずに、楽しい同居生活を目指してみてください。