愛犬の迷惑度チェック項目
皆さんは愛犬が周囲に迷惑を掛けるような行動をした際、きちんと飼い主として制していますか?「可愛いから大丈夫」なんて放置していたり、気付いていなかったりするということはないでしょうか。
今一度、飼い主としての責務を果たすため、下記のチェック項目に当てはまっていないか確認していきましょう。1つでも当てはまっていたら、すぐに改めてくださいね。
散歩中の無リード/リードの伸ばしすぎ
最近はあまり見かけなくなりましたが、犬の散歩にリードを付けず、放し飼い状態のまま散歩させるのは非常に迷惑です。「うちの子はしつけをしっかりしているから」という飼い主がいますが、だからといってノーリードが許されるわけではありません。
犬は動物ですから、ちょっとしたことで感情を刺激され、興奮状態に陥りやすいです。リードを付けていないと、いざという時に他の人に飛びかかってしまったり、車の前に飛び出してしまったりする恐れもあります。
そして、迷惑行為はノーリードだけではありません。リードはしていても、伸縮性のあるリードの場合、リードを長くし、ほとんど放し飼い状態で散歩をさせている飼い主も、同じように周囲は迷惑しています。気を付けましょう。
他人や他の犬に対する吠え癖を制さない
犬が吠えてしまうのは、ある程度仕方がないこととはいえ、やはり吠えられた側は迷惑に感じることがほとんどです。そんな迷惑行為を制さず、笑ってみているだけという飼い主は、迷惑な『犬バカ飼い主』として見られてしまいますよ。
子供と同じように、自分の愛犬が起こした迷惑は、しっかり親でもある飼い主が制し、叱らなければいけません。無駄吠えをしないようしっかりしつけをすることが望ましいですが、まだトレーニング段階である場合は、吠えてしまったときにしっかり制することができるよう、訓練しておきましょう。
排泄物の処理をせず放置
近年、飼い主のモラルが向上してきていることもあり、愛犬のうんちをそのまま放置して去ってしまう飼い主はあまり見かけなくなりました。しかし、今現在もそのまま放置してしまう飼い主が少数ですがいることも事実です。
自分の愛犬が排泄した物をそのまま放置してしまうと、他の人が嫌な気分になったり、あるいは何かの拍子に踏んでしまったりするといったトラブルに見舞われることもあります。
愛犬が外でうんちをしてしまうのであれば、うんちを持ち帰る用の袋などを用意し、いざという時には袋に入れ、家へ持ち帰るようにしましょう。
他人の家の花壇を荒らす
家によっては玄関前に花壇を設け、綺麗に整備していたり、毎朝水をあげたり、大事に育てている家も多いです。そんな大事にしている花壇の中に入り、花壇を荒らしてしまったり、花を食べ散らかしたりと行った行為は、迷惑以外の何物でもありません。非常識です。
また、花壇に向かってマーキングのようにおしっこをしてしまうのもNGです。もしも愛犬が花壇の中に入ろうとしていたり、おしっこをしようとしていたりしたら、すぐに止め、別の場所に移動させるようにしましょう。
訪問者に対しての飛びかかりを制さない
迷惑行為は屋外だけで起こるものではありません。家に訪れた友人や宅配の方に対して、飛びかかるという行為も迷惑です。中には慣れていて対応してくれる人もいるかもしれませんが、基本的にはマナー違反です。
特に、訪問者の中には犬に慣れていない人や、犬に苦手意識を持っている人も多いでしょう。そのような方に飛びかかってしまっては、強い恐怖を与えてしまいます。
訪れた人に対して飛びかからないようしつけをすることはもちろんですが、訪問者が来たときはケージやサークルに入ってもらうなど、事前対策も行うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。自分の愛犬は誰でも可愛いです。しかし、だからといってマナーを守らなかったり、モラルを持たずに周囲へ迷惑を掛けたりすることは非常識です。周囲に迷惑を掛けないよう、日頃からしつけや対策をしっかり行っておくことが大切ですよ。