愛犬との冬休みに気をつけること
運動を欠かさない
冬になると寒くて外に出るのが億劫になるかと思います。飼い主さんだけではなく、犬も外に出たがらなくなることもあり、散歩の回数や量が減りがちになります。
その結果、1日に消費するカロリーが少なくなってしまい太りやすくなってしまうのです。寒い日でも犬に洋服を着せたり、比較的暖かい時間を選んだりして散歩をさせてあげてください。室内で自由にできる空間を作ってあげたり一緒に遊んであげたりして、少しでも動くようにしてあげるといいでしょう。
脱水症状に気をつける
熱中症や脱水症状は夏だけだと思ってはいませんか?じつは冬も水を飲む量が減ったり、暖房に当たったりすることで、水分が不足して脱水症状を起こすことがあります。いつでも水が飲めるようにしておく、長時間暖房の近くにいないようにする、など気をつけてください。
健康で元気な子であれば脱水症状にまでなってしまうことはまずないでしょうが、老犬や痛みを抱えていてあまり動きたがらない、動けない犬では気をつけてあげましょう。
特にコタツや電気毛布などは長時間近くで使うことが多いので、様子をよく見てあげてください。コタツは気づかない間にもぐりこんでいることもあるので注意してください。水分をちゃんと摂っているかの他にも、犬も気づかない間にやけどをすることもあるので、飼い主さんがやけどをしないように対策をしたり皮膚をチェックしてあげてください。
おやつをあげすぎない
ご家庭にもよりますが冬休みは親戚がきたり、犬をどこかに預けたり、犬がいつもとは違う環境になることが多いと思います。そんなときに犬の機嫌をとったり、普段犬と接することがない人がおやつをたくさんあげたりすると太ることになります。
おやつは一日これだけと決めておくといいですね。また、普段は犬と接しない人が家にきた時にもおやつをあげすぎないように頼んでおいたり、あげすぎないようにあらかじめ決められた量しか渡さなかったり、といった対策をしておくのもいいと思います。
肥満を防ぐには?
定期的に体重を量る
実際に体重の増減を見ると太らないように対策をたてたり、運動を増やしたりできます。計り方はまず犬を抱っこして体重計に乗り、次に犬をおろして飼い主さんだけ体重計に乗ります。そして犬を抱っこしたときの体重から飼い主さんの体重を引けば犬の体重を知ることができます。
毎日計らなくてもいいですが、大体数日~1週間に1回程度計ってみてください。体重が増えているようならフードやおやつの量を見直したり、散歩を増やしてみたりしてみましょう。あまりにも急激に増えていて犬の様子がおかしい場合は病院へ連れて行ってください。病気が隠れている可能性もあります。
もし病気でなくても急激に体重が増えるのは少し問題なので、獣医さんに相談してみてください。ダイエット用のフードを紹介してもらうこともできます。
散歩に連れて行く
散歩は1番の肥満対策となります。消費カロリーと摂取カロリーの良いバランスを維持することが大切です。冬は寒くて外に出るのが嫌になるかもしれませんが、犬の健康のためにも定期的に散歩をするようにしてください。朝や夕方は寒いのでお昼に散歩をしたり、犬に洋服を着せたりして寒さ対策はしておきましょう。
しかし、天気が悪い日や犬や飼い主さんの調子が悪いときには無理をせず、家の中で遊んだりゆっくり過ごしたりしてください。犬も飼い主さんも防寒対策はしっかりしておきましょう。
まとめ
冬休みは家の中にいることが多く、飼い主さんも犬も太りやすくなります。散歩は欠かさず、そして食べすぎに注意する必要がありますね。
定期的に体重を量ることも肥満対策のひとつで抱っこできる子であれば気軽にできるのでやってみてはどうでしょうか。
体重を数字で見てみると気をつけようという気持ちが生まれるのでオススメです。
冬休みも寒さ対策をして犬と散歩したり遊んだり、楽しく過ごせたりするようにしてください。
犬だけではなく飼い主さんの寒さ対策も忘れずにしておきましょう。