ペットカートはあった方がいい?選び方のポイントと活用メリット

ペットカートはあった方がいい?選び方のポイントと活用メリット

ペットカートを利用したことはありますか?犬を飼われているご家庭でも、1度も利用したことがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。いざと言う時、あると便利なペットカート。選び方のポイントや活用メリットをご紹介いたします。

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ペットカーは必要?

ペットカートに乗るフレンチブルドッグ

ペットカートとは?

ペットカートとは、赤ちゃんのベビーカーのように、愛犬を乗せて移動することができる、車輪が付いた動物専用の乗り物です。日常的なお散歩での使用頻度は低いかもしれませんが、ドッグカフェやペット同伴可のショップへの入店時、また旅行などのレジャーのときにも便利です。そして足腰に持病のある犬や、体力が落ちてきた高齢犬のお散歩にも欠かせないものだと思います。

ペットカートはあると便利

我が家は4歳になるフレンチブルドッグと暮らしていますが、1歳の誕生日を迎える前にペットカートを購入しました。車を持たない我が家では、愛犬を色んな所に連れて行ってあげたいという思いから、遠出をする際に使用する目的で購入したのですが、1歳を過ぎた頃にふたつの病気が発症し、動物病院への通院で何度もペットカートを利用することになりました。その当時、公共の乗り物が苦手だった愛犬には、ペットカートがあって本当に助かりました。

現在、犬を飼われているご家庭でも、3割ほどのご家庭でしか利用率はないようですが、レジャー以外でも使用できる場面は多くあります。ペットカートの選び方や活用メリットをまとめてみました。

ペットカートの選び方のポイント

オレンジ色のペットカートに乗る犬

ペットカートは1~2年使用して終了と言うわけではありません。むしろ、高齢犬になってから使用頻度は上がると思うので、質が良く、安全性の高いものを購入することをお勧めします。

通気性の良いもの

犬は暑がりな犬種が多く、体温調節も上手ではありません。愛犬を乗せるバスケットの部分は熱がこもりやすいため、十分に通気性の良いペットカートを選び熱中症対策をしましょう。バスケット部分に大きめなメッシュの窓がついているタイプだと通気性を確保できます。

愛犬の体重や身体のサイズに合わせたものを

当然ではありますが、愛犬の「体重」を考慮してペットカートを選んでください。数多くのペットカートが販売されていますが、それぞれ荷重制限があります。愛犬が子犬のうちに購入するのであれば、成犬になったとき、どのくらいの体重になるのかも考慮して購入すると、長く使用することができます。また、体重だけでなくサイズも重要。バスケット部分が小さすぎると窮屈さを感じ、愛犬がペットカートを好まない可能性があります。

タイヤの数や素材は?

ペットカートには3輪タイプと4輪タイプがあります。小回りがきくのは3輪タイプ。安定感を求めるなら4輪タイプになります。そして、タイヤの素材はプラスチックタイプのものか、空気が入ったゴム製のものが販売されています。

プラスチックタイプのものは安価ではありますが、車輪の音が大きく、揺れも激しいため犬が怖がってしまうことがあります。逆に高価ではありますが空気が入ったゴム製タイヤは、音も静かでガタガタと揺れることもあまりありません。タイヤの磨耗も少ないので長年使用することができます。我が家のペットカートは3輪タイプのゴム製タイヤです。もう4年使用していますが、問題なく使用できています。

安全性の高いもの

大切な愛犬が乗るものなので安全性も確かなものを選びたいですね。バスケット部分に飛び出し防止のリードは付いているか、また立ち止まったときにタイヤにロックをかけることができるかなどを確認しておきましょう。

ペットカートの活用メリット

ペットカートに乗る二匹のダックスフンド

多頭飼いの安全確保

多頭飼いをされているご家庭では、ペットカートをご利用されてるご家庭も少なくないようです。ペット同伴可のお店で、飼い主さん一人で数頭の行動を見ていることができないときに非常に便利です。

混雑した場所での安全を確保

人が多い場所を歩くときもペットカートがあると、愛犬の安全を確保することができます。小型犬であれば、人混みの中で気づかれず、蹴られてしまうこともあるかも。また、犬が苦手な方との接触も防ぐことができます。

飼い主さんの負担を軽減

様々な場所へ愛犬を連れてお出かけされるご家庭では、愛犬を抱っこするシチュエーションも多いですよね。人が多い場所はもちろん、交通量の多い道路や、愛犬がどうしても歩いてくれないときなど…。
小型犬はそれなりの時間、抱っこすることが可能かと思いますが、中型犬以上の体重の犬だと、そうそう長く抱っこすることは不可能です。ペットカートがあると、飼い主さんの負担も軽減してくれます。

歩くことが困難な犬のお散歩に

持病で足腰が弱い、また高齢であまり歩けなくなった犬も外に出て日の光を浴びることは、とても大切なことです。歩くことが難しくなったワンちゃんのお散歩に、ペットカートは大活躍してくれます。

まとめ

ペットカートの中から見上げる犬

我が家の愛犬は軽度ではありますが関節の病気を持っています。時々びっこを引くことがあるので、多少の痛みはあるようですが、歩くことはできますし、元気いっぱいです。しかし、無理は禁物です。長時間のお出かけには必ずペットカートを持参して、愛犬の歩き方の様子を見ながら、必要であればすぐにカートに乗せています。

ペットカートはレジャーを楽しむためだけでなく、愛犬の安全や健康を守るためにも心強いアイテムのひとつだと思います。購入を検討されている方は、愛犬にピッタリなカートを選んであげましょう。

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