犬を飼うと苦労する3つのこと
1.掃除をする回数が増える
犬種にもよりますが、犬は毛が抜けるので最低でも1日に1回は掃除機をかける必要があります。犬の毛は喘息やアレルギーなどの原因になることもあるので、できるだけ掃除をしておいた方がいいでしょう。春から夏、秋から冬にかけておこる換毛期ではとても毛が抜けるので、掃除の回数が1日1回では足りなくなるかもしれません。
ブラッシングやシャンプーなどで抜け落ちる毛をある程度あらかじめ取り除くことができるので、換毛期には意識して行うと後々楽になるかと思います。また、トイレなどの世話もしなければなりません。排泄物はすぐに片付けなければ不衛生な状態となり、病気の原因になってしまいます。自分で掃除ができない犬の環境を整えることは、飼い主さんしかできないことです。
面倒だな、と思うこともあるかもしれませんが、毎日少しずつ気づいたときに掃除をすることで大掃除のような大変な思いをしなくてすみます。
2.毎日の散歩が必須
犬にとって、散歩は毎日欠かさず行わなければならないものです。もちろん体調が悪い場合や天気が悪いときには散歩は控えますが、基本的に毎日行うものです。散歩をすることで運動不足の解消やストレスの発散、外からの刺激による気分転換などを行うことができます。
また外に出ることで色んな音やにおい、人や動物に慣れることで人間と一緒に暮らしやすくなるのです。例えば、車の音や鳥の声などに慣れていないとそういった音がするたびに怯えたり、吠えたりするようになってしまいます。人に対しても同じで、知らない人に適度に接していると誰彼構わず吠えることは少なくなります。
3.気軽に遠出ができない
犬だけを家に残して長期間でかけるなんてことはできません。もし長く家を空けるなら、どこかに預けなければなりません。ペットホテルに預けるのであればそれなりにお金がかかります。数時間なら大丈夫かもしれませんが、1日家に帰れない場合はペットシッターさんをお願いするかペットホテルに預けた方がいいでしょう。
犬を連れて外出する場合は、その準備をする必要もあります。ちょっとした外出ならそこまで準備はしなくても大丈夫かもしれませんが、遠出となるときちんと準備をしないと出先で何かあったときに困ってしまいます。
苦労よりも楽しさが多いことも
犬との生活では苦労はつきものですが、それも気にならないぐらい楽しんでいる方もたくさんいます。生活の中に犬がいて、一緒に年をとっていくのはとても意味のあることでしょう。犬といることでストレスが軽減されたり、精神的に安定したりする、という方もいるようです。
実際に犬には癒やしの効果があるという研究結果もあるようで、セラピードッグとして活躍している犬もいます。苦労はしても、それを忘れるぐらい犬との生活が幸せという話を聞くと何だか温かい気持ちになりますね。
まとめ
犬を飼うと、必ず苦労する3つのことをご紹介しました。この他にもいくつかあるかもしれませんが、この3つは外せないかと思います。犬を飼うのが楽しいだけではないことは飼う前に知っておいた方がいいと思います。飼ってみて想像と違うからといってキャンセルしたり、譲渡したりすることを防ぐためです。苦労することは対策や改善を行うことで負担が軽減することもあるので、周りの人に相談したり調べてみたりしてもいいでしょう。
もし犬を飼っている方が身近にいる場合、苦労する話だけではなく苦労はするけどそれでも犬との生活を選ぶ話も聞いてみるといいですね。きっと良い顔で犬との生活の魅力を語ってくれると思います。犬との生活での苦労と魅力、どちらも教えてもらえるといいですね。
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20代 男性 匿名