犬は嫉妬をする生き物
感情がとても豊かな犬は、人間と同じように嫉妬をすることがよくあります。今回は、愛犬がどのくらい嫉妬しやすいのかがわかるチェック項目をご用意しました。飼い主であるあなたが人や愛犬以外の犬、スマホなどと接しているときに次の行動をすることが多いほど、愛犬はヤキモチ焼きといえるでしょう。
愛犬の嫉妬レベルチェック
1.視線を送ってくる
散歩中に犬友と話したり他の犬と触れ合ったりしている時、家族と仲良く話している時などに愛犬がジーっとあなたを見つめてくることってありませんか?犬は観察することがよくありますので、見つめるという行為は普通の行動だといえますが、誰かと会話している時に愛犬がもの言いたげにジーっと見つめてくる場合はヤキモチを妬いている。もしくは、「早く会話が終わらないかなぁ」と感じている可能性があります。
特に散歩中に他の犬を触っているときに、愛犬が相手の犬に対して興味なさげにしながらあなたの顔をジーっと見てくることがありましたら、「私以外の子と仲良くしないで」と思っている可能性が非常に高いといえるでしょう。
2.周辺を歩いて様子を見る
嫉妬しているけれどまだ我慢できる。そういったときは、様子を見るようにしながら愛犬が飼い主の周りをチョコチョコと歩くことが多いです。気になるけれど飼い主にヤキモチを妬いていると思われたくないといった心境になっているのかもしれませんね。また、同時に構ってほしいと感じていることも多いので、家族と話しているときに愛犬がソワソワと周りを歩いている場合は、輪に入れてあげて一緒に過ごしてあげると良いと思いますよ。
3.オモチャで遊ぶ・オモチャを持ってくる
遊ぶのが大好きな犬は、飼い主が誰かと話しているとオモチャを飼い主のところまで持ってきて「私と遊ぼー!」と、気をひこうとすることがあります。構ってアピールをしながら「私と遊んだ方が楽しいよ~」とひそかにヤキモチを妬いているのでしょうね。
4.割り込んでくる
スマホを見ていると、愛犬がスマホの前に割り込んでくることってありませんか?これも嫉妬している犬の行動といえます。「スマホばっかり見たらダメ~!」とヤキモチを妬いているのでしょう。
愛犬が割り込んできたのにもかかわらず飼い主が無視してスマホを見続けると、スマホの前で寝転んで仰向けになったり、スマホをお尻で踏んづけたりしてしまう子もいるみたいですよ。ちなみに、新聞を読んでいるときにも新聞の上に座り込んで構ってアピールする犬もたくさんいるそうです。生きではないスマホや新聞に嫉妬をするって、何だか可愛らしいですね。
5.チョンチョンとつついてくる
ヤキモチを妬いて我慢できなくなったら、チョンチョンっと飼い主の身体を前足や鼻でつつく犬はわりと多くいるそうです。そのときの犬の気持ちはおそらく「ね~ね~、私も構ってほしい……」と感じているのしょう。甘え上手で少し積極的な犬がしやすい嫉妬したときの行動といえます。
他の犬を触っているときに愛犬がチョンチョンとしてきたら、ヤキモチを妬いてモヤモヤし始めているといえますので、ストレスを溜めないように他の犬を触るのを止めた方がいいかもしれませんね。
6.体当たりする
犬は嫉妬の我慢が限界まで達すると、「いい加減にしろ~!いつまで私以外の人と仲良くしているんだぁ~!」といった具合に体当たりをしてくることがあります。愛犬が構ってアピールをしているのにもかかわらず、飼い主が無視していると行いやすい犬の行動といえるでしょう。
誰かと話しているときに体当たりをしてくる場合は、嫉妬によってストレスを感じ始めている可能性が高いので、愛犬を触りながら会話をする。会話を切り上げるようにする。などの対策を行うことをおススメします。
7.吠える
嫉妬が我慢できなくなると、犬は飼い主に吠えて自分の気持ちを伝えることもあります。嫉妬によってムズムズした気持ちが抑えられなくなり、思わず吠えて邪魔をしたくなるのでしょうね。嫉妬によって犬が吠えた場合はほぼストレスを感じているといえますから、ストレス解消のために気分転換をさせたり後で思い切り可愛がってあげたりするなど、心のリフレッシュをしてあげることをおススメします。
8.ふて寝する
嫉妬によって機嫌を損ねた犬のなかには、ふて寝をする子もいるようです。「ふん!飼い主なんかしらない!」といった感じで、トボトボと自分の寝床に向かいムスーっとふて寝をするそうです。
ちなみに犬がふて寝をしてしまうと飼い主が呼んでも知らんぷりをしたり、体を撫でても無視したりすることが多いといえます。しばらくすると機嫌が戻ると思いますので、そのときに可愛がってあげてくださいね。
まとめ
嫉妬したときに行う8つの仕草や行動。あなたの愛犬はいくつ当てはまりましたか?当てはまる数が多いほど愛犬は嫉妬しやすいといえますので、なるべくヤキモチを妬かないように誰かと話すときは輪に入れてあげる。他の犬と触れ合うときは他の犬ばかり可愛がらないようにする。などの対策をしてあげてくださいね。