人とコミュニケーションをとるのが上手な犬の特徴6選

人とコミュニケーションをとるのが上手な犬の特徴6選

散歩をしていたり、ドッグランに出かけた時、犬同士だけでなく上手に人ともコミュニケーションを取れる犬と出会うことがあります。人と上手にコミュニケーションを取れる犬にはどういった特徴が見られるのでしょうか?

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1.アイコンタクトができる

森の中で遊ぶ飼い主と犬

アイコンタクトとは?

アイコンタクトとは、犬と飼い主さんが目と目を合わせることを言います。けれども、ただ、目を合わせるだけでなく、飼い主さんを見ることで、飼い主さんに注目し、飼い主さんから出る指示に対して集中させることを目的としています。

アイコンタクトができる犬の特徴

完璧なアイコンタクトができる犬は、飼い主さんに対して、絶対的に服従し、深く、強く飼い主さんを信頼しています。それだけ飼い主さんと強い絆を持っている、と言うことは人間である飼い主さんから深い愛情を注がれて生きている証と言えます。

2.明るい性格で奇心が旺盛

並んで座る二頭のゴールデン

明るい性格の犬の行動と特徴

常に目がキラキラと輝いていて、口角が上がっています。また、足取りも軽やかでしっぽがぴんと上がっていて、遊びが大好きです。

好奇心が旺盛な犬の行動と特徴

新しい場所に連れていかれても物おじせず、怯えることもありません。

愛犬の性格は、飼い主さんの性格に似る?

アメリカの心理学者、ウィリアムJチョピク氏の研究によって、飼い主と愛犬の性格はとても良く似る、という研究結果が出ています。
つまり、明るい性格で社交的な飼い主さんに飼われている犬は明るい性格で社交的で、神経質な飼い主さんに飼われている犬はやはり神経質である、というのです。

例えば、ドッグランなどで他の犬と上手に遊べる犬や、仲間に入れない犬を上手に誘ってくれるような犬の飼い主さんは、人当たりがよく話しかけやすい雰囲気を持っている人が多いように感じます。

3.カーミングシグナルが豊富

お尻を嗅ぎ合う三頭の犬

カーミングシグナルとは

カーミングシグナルとは、英語表記で「Calming Signal」です。この「Calming」とは「落ち着かせる」という意味で、signalは、「信号、合図」と言う意味です。このカーミングシグナルは、犬が「自分を落ち着かせる」「相手を落ち着かせる」「敵意がないことを示す」ときにする行動で、犬同士がコミュニケーションを交わすときに見られます。

犬同士のコミュニケーションも上手

犬と人間は、言葉では意思を交わしあうことはできませんが、犬同士でなら上手にコミュニケーションが取れているはずです。人と上手にコミュニケーションを取れる犬は、おそらく、私たち人間にもたくさんの感情を伝えようとしていることでしょう。そして、私たち人間の意志も感じ取れる能力にも長けているはずです。

4.体に触られるのを嫌がらない

人に触られている犬

撫でられるのが大好き

人と上手にコミュニケーションが取れる犬は、人に撫でてもらうのも大好きです。

拒絶したいときもさりげなく上手にかわす

人と上手にコミュニケーションを取れる犬は、いくら撫でてもらうのが好きでも、「もう十分撫でてもらいました」と判断したり、何となく触られたくない場所を触られたりしても、吠えたり、唸ったりしません。すっと体を引くなどして、さりげなく上手に嫌なことから逃げることができます。

5.恐怖心、警戒心が薄い

並んで座るゴールデンと家族

恐怖心が薄い

雷やトラックの音などがしても、あまり動じず、おおらかです。見たことがないモノや動物、知らない人が近寄ってきても、敵意があるかどうかを判断できる知能があるため、あまり怖がりません。

6.警戒心が薄い

自分に対して、笑顔で好意的に接してくれる人間かどうかを判断できるため、人に対してむやみに警戒心を持ちません。

犬以外の動物にも興味を持つ

馬と顔を近づける犬

猫、馬、鳥とも友好的なコミュニケーションを取ろうとする

好奇心が旺盛で、犬と人間と上手にコミュニケーションが取れる自覚があるので、自分と比べて体の大きさに差異がある動物に対しても興味を持ちます。猟犬の血が入っている系統の犬種の場合、鳥などを見れば追いかけたり、捕えたりしたくなる衝動に駆られることがありますが、人と上手にコミュニケーションが取れる能力がある犬の場合、もともとの性格がおだやかであるとともに、飼い主さんが上手にその本能による衝動を抑えているため、ハムスターやインコなどとも仲良く生活できることもあります。

人間の子供にも友好的に接することができる

子供の甲高い声や、突然走り出したりする行動が苦手で、人間の大人には懐くけれど、人間の子供は苦手…という犬は多いと思います。けれども、人と上手にコミュニケーションを取れる犬は人間が大好きなので、子供の声や突飛な行動も気にせず、友好的に接することができます。もちろん、子供に多少乱暴に扱われても怒りません。

まとめ

子供と向かい合って座る犬

人間にも人と上手にコミュニケーションを取れる人と、人とコミュニケーションを取るのが苦手、という人がいます。人間の場合は、自分自身で性格を変える努力をすれば、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人でも、問題を解決することができます。けれども、犬の場合は訓練やトレーニングで「人を怖がらない犬」にすることはできても、生まれ持った性格を根本から変えることはできません。

どんな人とでも上手にコミュニケーションを取れる犬と言うのは、明るくおおらかな性格を持って生まれてきて、さらに愛情いっぱいに飼い主さんに育てられて、人間から危害を加えられたことが一切なく、とにかく人間と仲良くしたい犬、ということが言えそうです。

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