犬が飼い主に隠れてこっそり食べているもの5つ
まずは、犬がよくこっそり食べているもの5つをあげていきます。中には「一体なぜ?」と思う物もありますが、お宅のワンちゃんももしかしたら隠しているかも?ぜひ愛犬のお宝を探してみてください。
おやつ
愛犬にとって嬉しいご褒美が犬のおやつです。だからこそ隠してしまう犬も少なくはありません。棒状のジャーキーなどは運びやすくて、つい隠したくなるのかも?
エサ
食事に与えたエサをすぐに隠す犬もいます。特に余ったエサを隠す犬は多いです。ただ、毎回そのような行動を見せる場合は、飼い主さんのことを自分と同じ立場だと捉えている可能性も。
ガム
お気に入りのガムを宝物のようにしまい込む犬も多いです。お庭の土の中に穴を掘って隠すワンちゃんもいますよね。
多頭飼いしているお家のワンちゃんこそ「取られたくない」と本能が働くのでしょう。
おもちゃ
パーソナルスペースにまるで宝箱のように、おもちゃをしまい込む犬もいます。これは食べ物ではありませんが、飲み込んでしまうと危険なものがないか、そっとチェックをした方がいいですね。
靴下
靴下もまた食べ物ではありませんが、飼い主さんの靴下を大事に隠す犬もいます。この意味には、飼い主さんをリーダーだと思っているから安心していたり、逆に寂しいから靴下を隠したりしている場合も。靴下をガブガブ噛んでいるときは、遊んでほしいというサインかもしれません。
犬が食べ物を隠すのはなぜ?
食べ物を隠したりこっそり隠れて食べたりするのは、群れで暮らしていた犬の野性の名残です。誰にも邪魔されず安心して食べたい、空腹のときに困らないという本能から隠れて食べることがあります。
この理由のほかには、ほかのワンちゃんに取られてしまう、飼い主さんが近くにいると気になるといった環境に不安を持っていることも。わざわざ遠くへ運ぶ行動は、1人でじっくり味わいたいという気持ちの表れです。
もし食事を邪魔してしまうほかのペットや幼い子供がいるのなら、ゆっくり食べられる環境を与えてみてください。
隠す行動はやめさせるべきか?
部屋のあちこちに食べ物を隠されるのは、正直困りますよね。衛生上の問題もあるので、飼い主さんとしてはやめさせたいと思うはず。
「やめなさい!」と叱りたくなりますが、その行動は本能的なものなので悪いことではありません。おやつを隠そうとしたときに叱られると「おやつをもらうことは悪いこと」と覚えてしまいます。ただ、「隠せばまたもらえる」という考えが働いていることもあるので、飼い主さんと犬の上下関係を見直してみてください。
ごはんの量を見直す
食べ物を隠すときは、大概食事量が多いときです。お腹が満たされた様子が見られたら、残っているえさは片付けてしまった方がいいでしょう。少なめにして回数を増やすという手段もあるので、愛犬にとってほどよい量がどのくらいなのかを知りましょう。
おもちゃで気を逸らす
もし食べ物を隠そうとしたらおもちゃで気を逸らすなどをして、少しずつやめさせることができればベストです。隠さず食事を終えることができたら褒めてあげることで、隠す行動を取らなくなるでしょう。
まとめ
家の中で飼われているのに、警戒しながら隠れて食べている姿を見ると気になりますよね。でも犬本来の野性的な部分なので、見つけても叱らず見守ってみてください。この機会に、エサの量や環境にも目を向けることもおすすめします。