愛犬からのアプローチ!正しい対応の仕方とは?

愛犬からのアプローチ!正しい対応の仕方とは?

愛犬から甘えや要求、お誘いなどさまざまなアプローチがあった時、みなさんはどう対応していますか?アプローチに応えられる時と応えられない時、それぞれにベストな対応を考えてみましょう。

お気に入り登録

犬が見せる飼い主へのアプローチとは?

寝転がるポメラニアン

犬たちは飼い主さんの注目を集め、かまってもらおうと一生懸命アプローチをくり返します。遊んで欲しい、おやつが欲しい、こっちを向いて欲しい、お散歩に行きたい…などなど希望や要望はさまざまですが、その際にはどの犬も飼い主さんの気を引くことができる方法をあれこれ考えているのです。

飼い主さんの後ろをついて回ったり、鼻先でつついたり前足でチョンチョンとタッチしてみたり、はたまな大きな声で吠えてみたりして飼い主さんに気付いてもらうためのアプローチをくり返します。小さなアプローチで気がついてもらえなければ、その行動はどんどん大きくなっていきワンワンと騒いでみたり、わざといたずらや粗相をするなどの方法を取る犬もいます。

愛犬がいい子でおとなしくしている時にはなかなか目を向けるタイミングがなくても、いたずらをしたり暴れて騒いだりしていると「なにしてるの!?」と愛犬の元に行かざるを得ませんよね。犬たちは何をすれば飼い主さんの注目を集めることができ、自分のところに来てくれるのかをしっかり観察して判断しているのです。

アプローチに応えられる時の対応

ロープを持ってくるジャックラッセル

愛犬のアプローチに応えられる時、つまり遊びやおやつ、お散歩などの要求に応えてあげられる時、少し気をつけた方がいいことがあります。「かまって!」と体を寄せてきたり、「遊んで♪」とお気に入りのおもちゃを飼い主さんのところまで持ってくる姿はとてもかわいいものですが、そうした要求にすぐに応えることをくり返していると、犬は「いつでも自分のしたいことができる」「要求すれば何でも思い通りになる」と勘違いしてしまうことがあります。

そうすると、これまでは“お願い”だったはずの要求が、“命令”に変わってしまい、要求に応えられない時にいつまでも要求吠えを続けたり、飼い主さんに対して攻撃的になったりすることもあるのです。

愛犬からのアプローチに応えられる時でも、毎回すぐに要求通りに動くのではなく、少し時間をおいて待たせてから希望を叶えてあげるようにしたり、何かひとつ指示を出しそれに従うことができたら応えてあげるようにしたりすることをおすすめします。そうしてワンクッション置くことで「いつでも何でも思い通り」という犬の勘違いを防ぐことができるのです。

アプローチに応えられない時の対応

座って待つフレブル

愛犬から「遊ぼうよ♪」「お散歩に行きたい!」と熱烈なアプローチがあっても、仕事や外出前であったり家事で忙しかったりして、要求に応えることができない時も多々あると思います。そうした時、忙しいからと無視して放っておくと犬は「気がついてないのかな?」と思ってアプローチの手段をどんどん激しくしていってしまうことがあります。

そのため、小さなアプローチの段階で一度愛犬に目を向けてあげたり、「後でね」など一言かけておくようにしましょう。その後時間が経って希望が叶えられるということがくり返されれば、「後でね」の言葉の意味も少しずつ理解していき納得して待つことができるようになるのです。

ただし、はじめのうちは「後でね」と言われても理解できずさまざまな方法・手段でアプローチをくり広げることでしょう。はじめのアプローチの段階で一度目を向け、「後でね」と伝えた時はその後のアプローチに対しては無視します。アプローチが大きく激しくなった段階で応えてしまうと「騒げば言うことを聞いてくれる」と思わせてしまうので決してしないようにしましょう。

そして「後でね」といった時には必ず後で要求や希望に応えてあげてください。この約束が反故にされてしまうと「後でね」の言葉が意味を失ってしまうので気をつけましょう。

まとめ

笑顔の柴犬

犬たちは飼い主さんの注目を集め、かまってもらうことに一生懸命です。私たち人間と違い、好きな時に出歩いて友達や家族に会うこともできず、飼い主さんだけに頼って生きている犬たちにとって飼い主さんにかまってもらうことはとても大きなことなのです。そして気持ちを伝えるため、要求を伝えるためにさまざまなアプローチ方法を考えて試しています。

そして飼い主さんの反応をしっかりと観察し、どのようなアプローチ方法が最も効果的かということを考えているのです。そんな犬たちの懸命なアプローチをきちんと受け止め、適切な対応を取ることは信頼関係を築く上でもとても大切です。アプローチに応えられる時も応えられない時も、犬の気持ちを考えてしっかり向き合ってあげるようにしましょう。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。