留守番が嫌いな犬は多い
飼い主の主な悩みの1つとして、愛犬のお留守番が挙げられることが多いです。ほとんどの犬は飼い主の姿が見えなくなり、1人になってしまうお留守番が嫌いだからです。
では、なぜ犬はお留守番が嫌いな子が多いのでしょうか。様々な理由が考えられますが、犬がお留守番に対してストレスを感じる理由を知ることで、お留守番への対策が立てやすくなります。
今回は犬にとってお留守番がストレスになる主な理由を4つ紹介していきます。これらの理由を理解し、愛犬に合った対策を考えるきっかけとしてくださいね。
犬にとってお留守番がストレスになる理由
では、早速犬にとってお留守番がストレスになる理由を確認していきましょう。理由は様々なので、愛犬の様子から当てはまる理由を見極めてください。
寂しい
犬にとってお留守番がストレスになる大きな理由として、寂しいという感情が大きく影響していることが多いです。ほとんどの犬は「寂しいからお留守番が嫌い」と感じているでしょう。
いつも一緒にいる大好きな飼い主が、同じ空間からいなくなってしまうため、心細さや寂しさを感じるのです。そのため、早く帰ってきてほしいという思いが強く、飼い主が帰宅すると喜んで迎えることがほとんどです。
中にはお留守番中に飼い主の服やブランケットを集め、飼い主の匂いに包まれることで寂しさを紛らわそうとする犬もいます。
することがなくて暇
飼い主が居なくなることで、1匹だけになってしまう寂しい部屋の中。特にすることもなく、1日中じっとしていなければいけない犬としては「つまらない」「退屈」といった感情を持つ犬も多いです。
人間と違い、テレビを点けたり、遊びに出掛けたり、自分でする事ができないため、同じ部屋にいなければいけないことに、ストレスを感じてしまいます。
お留守番させるときは、おもちゃを用意しておくなど、犬が退屈しないような工夫をしてから出掛けるのもおすすめです。
飼い主が帰ってくるか不安
犬の中には、出て行ってしまった飼い主が、きちんと自分の元へ帰ってくるかが心配で不安になってしまうという犬もいます。「過去に捨てられてしまった経験を持つ保護犬だけ」と思う人もいますが、実は犬なら皆思う可能性のある心理です。
特に、まだ関係を築けていない子犬や家に来たばかりの犬は、飼い主が必ず家に帰ってきてくれるという確証を持つほど、飼い主のことを信用しきっていません。そのため、「帰ってこないかも」と考え、ストレスを溜め込んでしまうのです。
飼い主が居ない間に怖いことが起こるのではという不安
飼い主が出掛けている間は、当然ですが犬1匹で家にいなければいけません。犬はその間、頼れる飼い主さんがいないことに、心細さを感じることが多いです。
頼れる相手がいないことで、自分が1匹の時に怖い思いをするような出来事が起きたらどうしようと不安を感じているのです。そのため、飼い主さんが出て行くときは「行かないで」というように後をついて回ったり、帰ってきたら大歓迎するように駆け寄ってくるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。いつも外出する際、不安そうにこちらを見つめてくる愛犬…その理由は今回ご紹介したような理由が考えられます。ぜひこのような不安を抱くことなく、安心して留守番ができるような環境を整えてあげましょう。
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20代 男性 匿名