犬の面倒を見ないで放置するリスク7つ
ワンちゃんを愛する飼い主さんにとっては考え難い内容ですが、残念ながら世の中には犬の世話を放置してしまう人がいることは事実です。犬の世話を放置してしまえば、いずれにせよわんちゃんの命の危険につながってしまいますよね。
それ以外にも、いくつか起こるべく事柄があるのでぜひこの機会に知ってください。では、犬の面倒を見ないで放置するリスク7つをご紹介していきます。
1.やせ細ってしまう
ご飯や水分を与えずに放置してしまえば、当然ながら犬はやせ細ってしまいます。動物だから少しぐらい食べなくても平気・・・なんてことは決してありません。人間と同じように、食べたり水分補給をしたりしなければどんどん痩せるとともに、弱ってしまいます。
2.感染症や病気になる
環境が悪い中で放置されてしまえば、フィラリア症やマダニに感染するなど、あらゆる病気のリスクを背負ってしまいます。犬によっては先天性疾患を持っている場合もあります。もし、病気についても放置してしまえば悪化の道をたどるしかないのです。
3.人間不信になる
お腹が空いてもご飯をくれない、遊んでくれるどころか冷たくあしらわれてばかりいる・・・そんな面倒を見ない飼い主さんのことは信用しなくなります。ほかの人間にも懐かなくなってしまい、保護をした後も心を開いてくれなくなる犬がたくさんいます。
4.事故や災難に遭う
犬を自由に動き回れるような状況にしてしまうと、思わぬ事故や災難に遭ってしまう可能性があります。柵の中にいてもリードに繋いでいなかったため、不慮の事故に遭ってしまうことも起こりえるものです。
お店の外にリードをつないで待っている犬も多いですが、もしものことを想定するとあまりおすすめはできません。ワンちゃんから離れてしまう状況はできるだけ作らないことが、あらゆる事故から防ぐための大切です。
5.他人に噛みついてしまう
犬から目を離してしまった一瞬の隙に、他人に噛みついてしまったということは身近なところでも起きています。たとえ大人しい犬だからといっても、目を離したり放置したりしてはいけません。
思わず人間に噛みついて相手の方に破傷風などを感染させてしまったりすることもあるので、犬をひとりで放置させることがないようにしてください。ワクチンや予防接種を受けていない犬であれば「狂犬病」などのリスクも高まってしまいます。
噛みついてしまった人が重症化するケースもあるので、飼い主としての責任を果たすためにも目を離すことなく、予防接種などもしっかり行わなければなりません。
6.誘拐されてしまう
可愛いワンちゃんこそ、放置してしまった隙に誘拐されてしまう恐れもあります。駐車場の車にワンちゃんを待機させている飼い主さんも多いですが、窓のすき間から連れ出すことも容易に可能だということを忘れてはいけません。
犬は「助けて!」と言うことはできないので、できるだけ危険な状況を作らないことが大切です。
7.熱中症の可能性も
暑い中放置してしまえば、熱中症になってしまう可能性もあります。家でお留守番をさせるときにも、エアコンなどで温度管理を行ってください。
先ほどのように、駐車場で待機させる場合にしても熱中症にならないように注意しなければなりません。日陰がない場所にリードでつないだまま放置してしまう行為も大変危険です。犬にとって過ごしやすい環境を整えた上で、お留守番をさせてください。
まとめ
犬の面倒を見ない上に、放置してしまうなんていうことは普通ではない状況です。しかし、飼い主さんに万が一のことが起きてしまい、突然放置されてしまう犬も中にはいます。大切にしているつもりでも、一瞬の隙に何かが起きてしまうことも想定してみてください。
ワンちゃんを愛する飼い主さんであれば十分理解しているかと思いますが、犬の人生は飼い主さんが背負っているということを改めて考えてみていただきたいです。
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20代 男性 匿名