犬との暮らしで学んだ人生で大切なこと①「ゆとりの時間を持つということ」
犬との暮らしの中で、ゆとりの時間を持つということが、年々とても大切になっていきます。私たち人間には、たくさんの楽しい時間があります。友達や仲間と遊ぶ時間。ショッピングをする時間。家族と食事をする時間。ひとりで映画やドラマを観る時間など。
では、犬にはどうでしょう。犬が時間を共にすることができる相手は、飼い主さんしかいません。ボールを追いかけて遊ぶためにも、大好きなお散歩を楽しむためにも、飼い主さんの存在がなければ成り立ちません。
一日の中で、愛犬と過ごすゆとりの時間を、どれくらい持つことができているでしょうか。30分でも構いません。15分でも構いません。愛犬と過ごすゆとりの時間を、毎日の暮らしの中に取り入れてみてください。
ただなんとなくテレビを観ていた時間も、ただなんとなくお菓子をつまんでいた時間も、充実した時間にすることができるはずです。
犬との暮らしで学んだ人生で大切なこと②「素直に愛情表現をするということ」
犬の愛情表現は、いつだって素直ですよね。私たち人間は、どうしても、複雑な愛情表現をしてしまいます。「ありがとう」や「ごめんなさい」や「愛してる」の言葉さえも、照れくさくてなかなか言えないものです。
シンプルだけど、素直に愛情表現をすることができる犬を、私たち人間も学ばなければならないのではないでしょうか。
愛犬からの愛情表現、きっと飼い主さんは毎日受け取っているはずです。“特別な日だから、今日だけは素直に愛情表現をしてみよう。”そう考えているうちに、二度と、伝えることができなくなってしまうかもしれません。
感謝の気持ちや相手を愛する気持ちなど、小さな愛情表現でも、日々、伝えていくことができると良いですよね。帰宅したとき、お留守番してくれていた愛犬が、「おかえりなさい!会いたかった!」と、素直に愛情表現をしてくれるように…。
犬との暮らしで学んだ人生で大切なこと③「相手に対して根気強く忠実であること」
犬は、根気強く、忠実な生き物です。私たち人間とは、まるで正反対かもしれません。犬は、飼い主さんの帰りを、何時間でも待つことができます。飼い主さんから“お利口さんに待っててね”と言われたからです。
私は、こんな犬を見かけたことがあります。ドラッグストアの出入り口で、飼い主さんが買い物を終えて出てくるのを待っている、二頭のゴールデンレトリーバーです。私が声をかけても、一切、私のことを見ませんでした。
ただただ、飼い主さんが出てくるであろう、出入り口を見ていました。子供たちが、犬のカラダや頭を撫でて行きます。しっぽを握る幼い子供もいました。
それでも、全く気にする様子もなく、ジッと座っていました。飼い主さんを根気強く待つこと、飼い主さんからの指示に忠実に従うこと、ただそれだけなんです。
犬との暮らしで学んだ人生で大切なこと④「シンプルに清潔に暮らすこと」
犬との暮らしは、シンプルで清潔であることが必要だと思います。ごちゃごちゃと散らかっていては、犬が誤食や誤飲をしてしまいかねません。
私は、犬と暮らすようになってから、床やテーブルに、不要なものを一切置かなくなりました。犬は、家中を自由に歩き回り、好きな場所を見つけ、寛いでいます。夏は玄関のタイルが冷たくて気持ちが良いのでしょう。気持ち良さそうに寝転がることがあります。
靴を置かなくなりました。朝と夕のお掃除が欠かせなくなりました。芳香剤や消臭剤は置かず、常に空気を入れ替えるようになりました。
「ミニマリスト」という言葉がSNSで話題になっていますが、犬との暮らしにも、ミニマリストのアイデアを取り入れると、シンプルに清潔に、犬も人も安全に安心した暮らしができるのではないかと思います。
まとめ
私が、犬との暮らしで学んだ人生で大切なこと。
- ゆとりの時間を持つということ
- 素直に愛情表現をするということ
- 相手に対して根気強く忠実であること
- シンプルに清潔に暮らすこと
心に余裕が持てるようになります。そうすると、怒りの感情を持つことが減ります。周りの人に対しても、優しく、誠実に接することができるようになります。
自分を好きになることができるようになります。犬が私に与えてくれるものは、決して目に見えないものですが、あたたかくて、幸せなものなのだと思います。
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20代 男性 匿名