①なでようとした時の反応をチェック!
愛犬をなでようとした時の仕草から、愛犬に嫌われていないかをチェックしてみましょう。
耳を下げる「ヒコーキ耳」をしたら
「ヒコーキ耳」とは、犬が両耳を倒した状態の呼び名です。この時、通常時より耳と耳の間隔が広くなり、耳が倒れて頭が丸く見えることが特徴です。
頭を触ったり体をなでようとした時に愛犬の耳がヒコーキ耳になった場合、あなたに撫でられることを受け入れていることが多いです。よって、愛犬に嫌われていないととらえられます。
「ヒコーキ耳」は甘える時に見せる仕草
ヒコーキ耳の状態は耳が倒れて頭が丸く見えます。犬はこのように頭を丸く見せることで可愛らしさや幼さを演出し、群れのリーダーに「自分は弱い存在です」と自分の身分をアピールする習性があります。
また、頭を丸く見せることで「嬉しい!」「甘えたいな」という感情表現をしていることもあります。わがままで甘える、というよりは「恐縮ですッ!」「光栄ですッ!」というようなニュアンスが近いかもしれませんね!
怖い時にもヒコーキ耳になるので注意!
一方、ヒコーキ耳は恐怖を感じた時にも見せる仕草なので注意が必要です。頭を叩かれたことがある犬は、振り下ろすように上から頭を触ろうとするとヒコーキ耳になってビクッと緊張することがあります。頭をなでる時は顔の横や下方向から静かになでてあげましょう。もちろん、叱る時に頭を叩いてはいけません!
②愛犬の名前を呼んだ時の反応をチェック!
愛犬の名前を呼んで近くに来させる「呼び戻し」をした時の反応から、愛犬に嫌われていないかをチェックしてみましょう。
すかさず寄って来るのは好かれている証拠
日頃から愛犬とコミュニケーションを正しく取れている場合、呼び戻しをした時に愛犬は喜んで近くに寄ってきます。これは愛犬が「呼ばれて行くと良いことがある♪」と認識しているためです。これは愛犬との関係性が良好である証拠です。
寄ってこない時は信頼関係が不十分化も
愛犬を叱る時に名前を呼んだり、呼び寄せた後に爪切りのように愛犬が怖がることをしていませんか?愛犬が「呼ばれて行くと嫌なことがある」と認識していると、名前を呼んでも寄ってこなくなってしまいます。
また、飼い主さんとの信頼関係がうまく築けていない場合「何をされるんだろう…?」と不審に思って呼び戻しができないこともあります。
③「ハンドフィード」の様子でチェック!
大好きなおやつを見せても、嫌いな人からは食べないことも?!
おやつを手からあげようとした時の様子でもチェックしてみましょう。
手から食べてくれる=信頼されている
おやつやフードを手から与えることは「ハンドフィード」と呼ばれています。
ハンドフィードは
- 人の手を怖がらないようにする
- 手を噛まないようにする
- 飼い主との信頼関係を築く
などの効果があるトレーニングです。
おやつを手から食べてくれるということは、愛犬との信頼関係がうまく築けているということです。
手から食べない=信頼関係が築けていない
たとえば警戒心が強い子の場合、知らない人の手からおやつを食べないことも良くあることです。もしおやつをハンドフィードしようとしても愛犬が食べてくれない場合、愛犬との信頼関係がうまく築けていない可能性があります。
おやつを手から与えた時に
- そのタイミングで叱ったことはないか
- 与えながらいきなり触ったことはないか
- 無理に芸をさせようとしておやつをあげなかったことはないか
などを思い返してみましょう。
まとめ
今回は愛犬に嫌われていないかチェックする方法3つをご紹介しました。
「愛犬に好かれる」ということは「信頼関係を築けている」ということです。今回ご紹介した3つの方法も、愛犬に信頼されているかどうかを見極めるチェック項目となります。
愛犬に信頼されるには日頃の正しいコミュニケーションが大切です。嫌われているかも?と思った方はぜひチェックしてみてくださいね!