①歩いたことのないコースでのお散歩
毎日のお散歩コースや行く公園はある程度決まっているということが多いと思います。確かに同じ道、同じ公園だと犬も安心ですし犬仲間などに会うこともできるでしょう。しかしあまりにも同じような散歩が続いているとマンネリ化してしまい、犬への刺激もなくなってしまいます。犬の散歩というのは体力づくりや肥満対策など身体的な健康のためだけでなく、においや音、足元の感触、景色などさまざまな刺激を受けることができ、それによってストレス発散や精神的な満足感を得ることができるものです。
お散歩をより楽しいものにするために、普段歩いたことのない道を選んで行ったことのない公園を探してみるのも楽しいと思います。これは遠出する必要もなく、誰でも簡単にできることなのでぜひ試してみてくださいね。
②ショッピングモールで買い物&ランチ
最近では犬も一緒に行くことのできるショッピングセンターやアウトレットモールなどが多く見られます。また、ペットショップをはじめ身近なホームセンターや飲食店、さらにはテーマパークなどにも“ペットOK”のところが増えてきています。それらの場所へのお出かけは飼い主さんにとっての楽しみになるだけでなく、人がたくさんいたり普段は見聞きしないものがたくさんあったりして犬にとっても好奇心がくすぐられる刺激的な時間となるでしょう。好奇心旺盛な犬にとってたくさんの刺激を受けることは大きな楽しみのひとつ。刺激を受けることでストレスが発散できたり、充実感に満たされることとなるはずです。
しかし、ショッピングセンターやホームセンター、元々犬連れ用につくられたわけではない飲食店などに行く場合は色々と注意しなければならないこともたくさんあります。公園などに比べて他人との距離感が近く、さらに商品や食べ物などがすぐ近くにあるためです。それらの場所には犬が苦手な人、アレルギーを持っている人などもたくさんいるはずです。リードを長く伸ばして歩いたり、吠えっぱなしにさせたりすることは絶対にNG。お店の商品などには決して触れることのないように気を配る必要もあります。また、犬が人混みや騒音が苦手という場合もあるでしょう。そうした場合はお出かけが過度なストレスとなったりパニックを引き起こしてしまう可能性があるので、無理に連れて行くことは控えた方がいいと思います。人の多く刺激的な場所は楽しみも多い分、配慮もすべき点もたくさんあるということを忘れないようにしましょう。
③犬連れアウトドアにチャレンジ
買い物やランチは飼い主さんにとっての楽しみという部分が多く占めるお出かけですが、自然あふれる場所での遊びは犬にとっての素晴らしいお出かけとなるでしょう。アウトドアといっても散策路があるようなちょっと広めの自然公園などにミニハイキングに出かけることから、登山やカヌー、キャンプなど本格的なものまでさまざまです。それぞれの犬種が得意とする活動や性格に合わせたアウトドアを選ぶとより楽しむことができると思います。
犬連れアウトドアはとても楽しいものですが、慣れていないと思わぬ事故やトラブルを招く恐れもあるためまずは気軽に始められることからスタートし、少しずつ難易度を上げていくといいでしょう。また、ドッグスクールなどが犬連れアウトドアイベントなどを開催していることなどもあるので、そうしたイベントに参加してみるというのもおすすめです。
まとめ
愛犬と過ごす休日は飼い主さんの工夫次第でさまざまな楽しみが生まれるものだと思います。長年一緒に暮らしているとどうしてもマンネリ化してしまうこともあると思いますが、年齢などに合わせて遊び方や出かける場所、関わり方に変化をつけてあげると犬の心身はとても満たされることでしょう。日頃仕事などで忙しく疲れている場合は、決して無理に遠出したりアクティブに過ごす必要はありませんが、ほんの少し新しい道に足を向けてみるだけでもこれまで以上に素敵な時間が過ごせるのではないかと思います。