1.フレンドリーな性格をしている
他の動物に好かれやすい犬は大きく分けて2タイプあるといえます。1つは『フレンドリーな性格をしている犬』です。基本的に人間も動物も相手が自分に友好的な感情を持っていると分かると、悪い気はしませんよね。少なからず「私を受け入れてくれている」「好意的に見てくれている」と感じることで、相手に安心感を得やすく心を開きやすいといえるでしょう。それは、動物も同じようで自分に対してフレンドリーに接してくれる相手を見ると、警戒心を解きやすくなるそうです。
もちろん、あまりに馴れ馴れしく相手に近づきすぎる犬は逆に動物から警戒されたり嫌がられたりすることもありますが、基本的には『良い遊び相手』として受け入れられやすいといえるでしょう。特にフレンドリーな犬が子供で他の動物が犬よりも大人の場合、他の動物は母性本能をくすぐられて犬を放っておけずに可愛がる傾向にあるみたいですね。
2.おっとりしている・器が大きい
他の動物に好かれやすいもう1つのタイプは、『おっとりな性格をしている犬』です。例えば、よくテレビやネットの動画などで、やんちゃな猫が大人しい大型犬に猫パンチをしたりして遊んでいる姿を見たことのある人はたくさんいらっしゃることでしょう。
そういったおっとりした犬は同時に器が大きいことが多く、ほとんどの場合他の動物に何をされても怒らなかったりします。ですので、犬よりも小さな猫やフェレットなどの小さい動物でも安心して積極的に仲良くすることができ、実際に良い遊び相手として見られることが多いみたいですね。たまに他の動物にちょっかいを出されている犬の方が、「ひとりでいたいのに、勘弁してくれよ~……」といった雰囲気を出していることもありますが……、他の動物から好かれやすい存在であることには変わりないといえるでしょう。
3.狩猟本能がほとんどない
他の動物に好かれやすい犬は、相手に恐怖心や警戒心を抱かせにくいという特徴をもっていることが多いようです。犬は元々肉食動物なのでペットとして飼われている現在でも他の動物を狩りの対象として見ることがあります。特に狩猟本能が強く残っている『狩猟犬』や『テリア種』といった犬種は、無意識のうちに他の動物を『獲物』として見てしまうことがあり、そういった殺気的なものが他の動物に伝わることで「この犬に近づくとヤバい……」と思われることがあり怖がられることがあるそうです。
一方、昔から人間に可愛がられることを目的として飼われてきた愛玩犬などの犬種は、動物を見ても狩猟本能を刺激されにくいので、相手の動物と触れ合っている時に警戒心や不安感を感じさせにくく仲良くしやすい傾向にあります。くわえて小型犬の場合は体格の大きさの面でも他の動物に警戒されにくく、結果として好かれやすいといえるでしょう。
4.母性が強い・面倒見がいい
母性本能が強かったり、面倒見がいい犬も他の動物から好かれやすいといえますよ。犬はとても面白くて賢い生き物です。例えば、誰に教わったわけでもないのに親がいなくなった子猫の世話をしたり、しっぽを猫じゃらしのように使って他の動物と遊んだり。と、相手の世話をする術を色々知っていたりするのです。
そういった献身的な犬の姿勢はちゃんと相手の動物も理解しているようで、自分から好んで犬と仲良くすることが多いみたいですね。また、おっとりした性格の犬は仲良くしてくれる動物に何かあった時、吠えて助けるなどして面倒を見ることが割とよくありますので、そういった意味でもおっとりした犬は他の動物に「頼りがいがある」と思われることが多く、好かれやすいのでしょうね。
まとめ
今回は、他の動物に好かれやすい犬の特徴をお伝えしました。
- 友好的な性格
- おっとりした性格
- 狩猟本能があまりない
- 母性が強い面倒見がいい
このような特徴をもつ犬は、相手の動物に安心感を与えやすいので好かれやすいといえます。ですので、もし他の動物と一緒に犬を飼いたいと思っているのでしたら、これらの特徴をもちやすい犬種を探してみると良いかもしれませんね。また、もちろん犬によって性格は様々ですので他の動物と一緒に生活をさせたい場合は、なるべくお見合いさせるなどの方法も取り入れることをおススメします。