1.自動給水器
犬にお留守番をさせる時は精神的な負担を考えると6時間くらいまでが理想的だといえますが、急な用事などで半日以上お留守番させないといけない時ってありますよね。今回はそういった長時間のお留守番に役立つ便利グッズをご紹介していきたいと思います。
まずご紹介したいのが自動給水器です。「水入れはいつもので良いと思うけど」と思うかもしれませんが、出掛け先では何が起こるか分かりません。考えたくはありませんが、地震などで交通手段が断たれてしまって数日家に帰れなくなるという可能性も考えられます。そういった場合はただの水入れのお皿だと飼い主が家に帰るまでに飲み水が無くなってしまうことがあり、最悪の場合愛犬が脱水症状を引き起こしてしまうかもしれません。一方、自動で水を給水してくれる自動給水器は予備の水を用意しておけるので、とても便利でありがたい存在といえるでしょう。安いものだと数百円からあるので、1つは用意しておくと良いと思いますよ。
2.自動給餌器
長時間お留守番をさせる時は、自動給水器と同じ理由で自動給餌器も用意しておくべきグッズといえます。自動給餌器は様々なタイプが販売されていますが、
- 入れ物に入っているフードが少なくなったらつぎ足してくれるタイプ
- タイマーを設定して決まった時間になったらフードが出てくるタイプ
主にこの2タイプが主流のようですね。つぎ足すタイプの自動給餌器はフードが出たままの状態になるので、愛犬が食べようと思えばいくらでも食べてしまえるというのがデメリットといえます。一方、タイマー式のタイプは決まった時間にならないと用意されているフードが出てこないので愛犬の食生活を管理しやすいといえます。また、フードの新鮮さもある程度確保することができるのもポイントといえるでしょう。私が個人的におススメしたいのは、やはり食べ過ぎることのない『タイマー式の自動給餌器』ですね。
3.ひとりで楽しめる知育玩具
お留守番を少しでも楽しいものにするためには、何といってもオモチャが効果的です。とはいっても普通のオモチャだとすぐに飽きてしまう可能性があります。そこでおススメしたいグッズは『知育玩具』です。知育玩具は簡単にいうと中にオヤツやフードを仕込めるオモチャになります。
犬は『オモチャの中に仕込んだ食べ物をどうやって取り出して食べるか』ということを考えながら遊ぶことができるので、狩猟本能と脳を刺激しながら遊ばせることができるといえます。結果として、遊びに夢中になってお留守番の沈みがちな気持ちを取り除いてあげることができるといえるでしょう。
ちなみに普通のオモチャの大きさのものにフードを仕込むタイプ。大きな布が何枚も重なっているその中に食べ物をいくつか隠せて、まるで犬が草むらで獲物探しをするかのように遊べるタイプのもの。といったように知育玩具は色々な種類がありますので、ぜひ愛犬に合ったものを探してみてくださいね。
4.ペット用遠隔操作カメラでいつでも安心
個人的に凄くおススメしたい便利グッズは、遠隔操作ができるペット用カメラです。愛犬に長時間お留守番をさせている最中、何をしているのか気になったり無事でいるのか心配になったりすることってありますよね?そういった飼い主の不安を取り除くことができる心強いグッズといえるのです。
ペット用カメラの種類
ペット用カメラも様々なタイプのものがあるようで、
- カメラ専用の小型モニターを使って見れる
- Wi-Fiなどに接続してスマホやパソコンで見れる
主にこの2パターンが人気のようですね。また、スピーカーを通して話しかけることができたり、カメラと給餌器が一緒になっているタイプのものもあり、「ご飯だよ~」と愛犬に話しかけながらご飯をあげたりできるそうです。長時間のお留守番で心細く感じている愛犬も飼い主の声を聞きながらご飯を食べることができたら、幾分か気持ちをリラックスすることができるでしょうね。
ちなみに、赤ちゃん用の遠隔操作カメラ『ベビーモニター』や『ネットワークカメラ』もほぼ同じような機能なので、興味がある方はそちらをご覧になるのも良いかもしれませんね。ただ、気を付けておきたいのがハッキングです。
遠隔操作のカメラは、ネットを通して利用するものがほとんどなので、あまりにも安くて聞いたことのないメーカーのものは安全性に欠けていることがあります。実際にカメラをハッキングされて私生活を見られていた!といったケースも少なからずあるようですので、ご購入の際は信頼できる商品を選ぶようにしてくださいね。
まとめ
今回は愛犬に半日以上お留守番をさせる時、できれば用意しておきたい便利グッズを4つご紹介しました。少し大げさに感じたかもしれませんが、お留守番をさせる時は飼い主の目が届かなくなるので、出掛け先で何か起こった時でも愛犬がなるべく安全快適に過ごせるように環境を整えてあげるのが理想的といえるでしょう。とはいえ、なるべく愛犬が長時間お留守番しなくて済むようにしてあげてくださいね。