何もない場所をジッと見つめる理由1:何かが見えている
犬と暮らし始めると今までわからなかった犬の行動や習性などを知ることができます。そのうちの一つがこの何もない場所をジッと見つめるということです。
犬と人間とでは物を見る際にいくつか条件が違うと言われています。そのため人間には見えないものが犬には見えていて、その対象に対して吠えたり、ジッと見つめたりします。例えば、小さな虫やホコリ、毛などが舞っていて人間の目では気付かないものを犬には見えていて、それに対して吠えたりジッと見つめることがあります。
またよく言われているのが、犬は幽霊が見えるということですが、これは様々な意見があり本当に見えているのかは分かりません。しかし何もない場所をジッと見つめたり、吠えていたら本当に見えているのではないかと思ってしまいますよね。
もし、犬が休む場所やケージなどにいて、そこから何もないはずなのに同じ場所を吠えたりするような気にする仕草をするならば、犬がいる場所を変えてあげた方が良いかもしれません。犬がその対象を嫌がっていた場合、飼い主さんが見えているならば対処が出来ますが、実際のところ見えないという前提があるためどうしようもないことから、変えてあげた方がお互いが気にしなくて済むからです。
何もない場所をジッと見つめる理由2:その方向から音が聞こえる
犬は見ることだけではなく音を聴く能力も人間より優れています。犬と人間とでは音の周波数の感じ方が異なっているので、人間では何も聞こえないと思っていても犬には聞こえていることがあり、その音が気になるから何もない場所をジッと見つめることがあります。
何もない場所をジッと見つめる理由3:なんとなくボーッとしているだけ
犬も人間と同様に様々な性格があり、よく動き回る犬もいればボーッとしているマイペースな犬もいます。また普段はすごく元気な犬であっても寝起きや眠い時などではボーッとしていることがあります。そのボーッとしている時に、ある一点をたまたま見ているように飼い主さんが感じると、もしかしたら犬が何もない場所を見つめていると思ってしまっているのかもしれません。
しかし、ボーッとしているだけとはいえいつも同じような場所を見つめるようならば、そこに何か人間では見えないものがあったり、聴こえない音が発生しているのかもしれません。
まとめ
犬は人間と比較して聴覚などの五感が優れています。そのため何もない場所をジッと見つめるだけではなくそれ以外にも人間とは違う行動をすることが多々あります。また、犬の性格や今までの環境により変わった行動をすることもあります。犬と生活する時間が長くなればなるほどその変わった行動がわかるので、ぜひ発見してみることで新しい犬の一面が分かるようになるのではないかと思います。