愛犬をボケにくくさせる方法
犬のシニア期は、一般邸に7歳からと言われています。シニア期に入ると、徐々に老いが進行してしまい、その中には認知症の症状を発症してしまい、ボケてしまう犬もいます。飼い主としては、愛犬にボケてほしくないですよね。そこで、愛犬をボケにくくする予防法をいくつかご紹介していきます。
1.散歩コースを定期的に変えてみる
皆さんは愛犬を散歩に連れて行く際、散歩コースは同じにしていますか。実は、散歩コースはなるべく定期的に変えて、犬に新しい刺激を与え続けてあげた方が良いと言われています。
その中でもシニア期に入った犬の場合、毎日同じ散歩コースを歩かせていると、なかなか新しい刺激がなく、マンネリ化してしまい、脳が活性化されません。そのため、なるべく散歩コースを変え、新しい刺激を与えてあげることがとても大切になります。
毎日新しい刺激を与えることにより、自然と脳が活性化されるので、認知症になりにくくなるのです。ぜひ散歩コースの変更はシニア期の犬だけでなく、子犬期から行ってあげると、様々な良い効果を生み出しますよ。
2.ドッグランで他の犬と触れ合う
ボケにくくさせるためには、他の犬とふれあい、良い刺激を与えてあげるのもとても効果が高いです。散歩の途中で他の犬と会うことができればそれで良いのですが、なかなか他の犬に会えないという場合は、ドッグランに連れて行ってみてはいかがでしょう。
ドッグランに行けば、自由に走り回れますし、他の犬もたくさんいます。そのため、運動不足解消と他の犬とのふれあいが同時に行えるので、シニア期の犬にとって一石二鳥です。
しかし、ドッグランに連れて行く場合は、愛犬の体調を考慮した上で連れて行きましょう。すでに足腰が悪くなっている犬の場合、ドッグランでさらに負担を掛けてしまう恐れがあるからです。
3.指示動作を毎日行う
簡単な指示動作を毎日行うことも、ボケにくくさせる方法の1つとして効果的です。例えば、基本的な「お座り」「待て」「お手」をさせるだけでも脳が活性化するので、認知症になりにくくなると言われています。
飼い主から指示された言葉を聞き、何をすれば良いのかを考え、実行することで、しっかり脳を働かせることができます。ちょっとした脳トレのような効果があるのです。
しつけの一環として、飼い主とのコミュニケーションの一環としても効果が高いので、指示動作は日課の中に積極的に組み込んでいきましょう。
4.毎日日光を浴びさせる
日光を浴びることは、犬だけでなく人間にとっても良いと言われています。その理由として、ビタミンDを生成し、免疫力を高めるという効果が挙げられます。しかし、それだけではありません。生活リズムを整える効果も期待できるのです。
部屋に閉じこもったままで日光をまったく浴びないと、昼間に昼寝をたくさんしてしまい、夜眠れなく鳴るという現象が起こります。すると生活リズムが乱れ、それによりボケてしまうこともあるのです。
また、日光を浴びることでセロトニンが分泌され、自律神経を整えてくれる効果もあります。すると、昼間に脳内の作用が活発になるため、認知症になりにくくなると言われています。
5.『おやつ探しゲーム』を実践する
皆さんは『おやつ探しゲーム』をしたことがありますか。この遊びには様々な種類がありますが、匂いを嗅ぎ、その匂いを頼りに大好きなおやつにありつくことで、脳を活性化させ、さらに達成感を味わわせることができるので、ボケにくくなると言われています。
部屋の様々な場所におやつを隠し、探しに行かせるという遊び方が理想ですが、初めての場合はなかなか指示を理解することができません。
そのため、片手におやつを隠し持ち、「どっちに入ってるでしょうか」と握った両手を愛犬の前に出し、言葉のとおり、どちらに入っているかあてさせるという遊び方であれば、気軽にできますよ。ぜひ実践してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。愛犬をボケにくくするための方法は、気軽に普段の日課に組み込める方法ばかりです。特別難しいことをする必要はありません。コミュニケーションの一環としても楽しめるので、ぜひ今日から実践してみてくださいね!