犬服のお役立ちシーン①「お散歩のときの汚れ防止に」
お散歩した後のワンちゃんのカラダは、意外と汚れてしまっているものです。とくに、手足が短いワンちゃん、長毛で飾り毛のあるワンちゃんなど、お腹周りの被毛が汚れやすくありませんか?被毛が地面についてしまいやすいですよね。車の通りが多い場所を歩いていると、排気ガスやホコリで被毛が真っ黒になる、なんて経験をされている飼い主さんもいらっしゃるようです。秋になると地面に枯葉がたくさん落ちていますが、トイプードルやポメラニアンなどの犬種は、被毛に絡まってしまいやすいです。犬服を着せてお散歩することで、ワンちゃんのカラダが汚れてしまうことを防ぎ、衛生的にも良いですし、飼い主さんのお手入れもうんと楽になります。
犬服のお役立ちシーン②「換毛期の抜け毛対策に」
普段はほとんど抜け毛がないワンちゃんも、換毛期には大量の被毛が抜けますよね。ふんわりとやわらかいですから、舞ってしまいやすく、ソファーや部屋の隅の方に、抜け毛がたまっていることもあります。ラグやクッションやソファーが抜け毛だらけになり、コロコロテープの消耗が激しくなるのも、換毛期あるあるですよね。しっかりブラッシングをしたあと、犬服を着せてあげることで、お部屋を汚しにくく、お掃除もしやすくなります。また、抜け毛対策をしておくということは、マナーでもあります。ご近所から、犬の抜け毛に関する苦情があった、なんて話を聞くことがあります。お出かけのときにも、たとえドッグカフェであったとしても、抜け毛対策をしなければなりません。抜け毛が多くなる換毛期にはもちろん、普段から犬服を着せることで抜け毛が散ったり舞ったりしてしまうことを防ぎ、周りへの配慮にも気を遣うようにしましょう。
犬服のお役立ちシーン③「病気やケガを予防するために」
犬には、皮膚を守るための被毛があります。しかし、被毛だけでは防ぐことができない病気やケガもあります。草の中や芝生の中を歩いたとき、痒みなどから皮膚に炎症を起こしてしまうことがあります。皮膚が弱く炎症を起こしやすいワンちゃんや、皮膚が乾燥している時期には、犬服を着せることで皮膚を守ってあげると良いです。また、花粉が舞う時期には、被毛や皮膚に花粉が付着しやすく、皮膚の炎症やアレルギー反応を起こしやすくなります。お散歩のときは犬服を着せ、予防してあげたいです。以前、愛犬と愛猫が遊んでいたとき、愛猫の爪が愛犬のカラダに当たってしまったことがありました。着せていた服には穴があいてしまいましたが、愛犬の皮膚は無事でした。このような、思わぬケガも防ぐことができます。
犬服のお役立ちシーン④「真夏や真冬の体調の管理に」
冬には、寒さ対策として、防寒服を着てお散歩するワンちゃんが増えますね。暖房を使用しないのであれば、お留守番の間も、犬服を着せてあげることで、快適に過ごすことができます。一方、真夏に犬服を着せる必要はないのでは?と思われるでしょうか。真夏にも、犬服が役立つシーンがたくさんあります。真夏には、冷房の効いた室内で過ごすことが増えると思いますが、ワンちゃんのカラダが冷えすぎてしまうことがあります。自宅では温度を調節することができますが、ドッグカフェなどのお出かけ先の店内では、自由に温度を調節することができません。そんなとき、バッグからサッと犬服を出し、着せてあげることができると良いと思います。動物病院へ行ったとき、あまりにも待合室が冷えていて、思わず“お洋服持って来てよかったー”という瞬間がありました。来院したばかりの大型のワンちゃんは激しくパンティングをしていましたが、小さいワンちゃんには寒すぎたようです。
まとめ
- お散歩のときの汚れ防止に
- 換毛期の抜け毛対策に
- 病気やケガを予防するために
- 真夏や真冬の体調の管理に
犬服のお役立ちシーンは様々です。オシャレのために、犬に服を着せる必要はないかもしれませんが、一着でも犬服を持っていると、いざというときの役に立ちます。最近では、100円ショップで売られている犬服がSNSで話題になることが増えました。100円から300円ほどで購入することができるので、汚れ防止のための犬服としても、気軽で良いですよね。