リラックスしている時
飼い主さんと一緒にのんびり♪
- 心が穏やかな時
- のんびりくつろいでいる時
- 安心している時
など、犬はリラックスしている時に笑顔を見せてくれます。
口が軽く開いている
犬はリラックスしている時に口を軽く開けます。この状態が人間の微笑みに似ているため、犬が笑顔になっているように見えます。さらにリラックス度が上がると、下の犬歯が見えるほどに口を穏やかに開けます。
「好きだよ」を伝える時
目を細めるのは「友好」のアピール
まるでニッコリ笑っているかのように、犬が目を緩やかに細めることがあります。この仕草は相手に友好的なアピールをするボディランゲージです。犬はケンカをする時に相手の目を直視しますので、ケンカしたくない=仲良くしたいという意味で目を細めます。
心地良くてうっとりしていることも♪
飼い主さんと一緒にいる空間や雰囲気が心地良くて、うっとりしている表情も笑顔のように見えます。そのままうたた寝しちゃうかも?
喜んでもらいたい時
「この顔をしたら、飼い主さんが褒めてくれたり喜んでくれた」という経験がある場合、犬は飼い主さんに笑顔を見せるようになることもあります。「ねぇ見て♡ニッコリ♡」と言わんばかりにはじける笑顔を見せられたら、飼い主さんはますますメロメロになってしまいますね!
遊んでほしい時
犬には「プレイフェイス」と言われる表情があります。これは相手を遊びに誘う時の表情で、耳を前向きに立てて息遣いが荒くなります。リラックスしている時の笑顔とは違い、遊びに誘って笑顔になる時はやや興奮しています。嬉々として飼い主さんを遊びに誘っているのですね♪
犬は人間のマネをして笑顔を覚えた?
「笑顔」は高度な表情
人間と同じような意味で笑顔を見せる動物は限られた類人猿のみです。特に、人間のように笑顔をコントロールして作ることができる動物はチンパンジーくらいしかいません。ですので、厳密に言うと犬の笑顔は人間の笑顔とは違うものです。
犬は人間のマネをして笑顔を覚えた?
犬は太古の昔から人間と共に生活してきました。犬は人間とコミュニケーションを円滑にするために、人間が友好的に感じる笑顔のような表情を作れるようになったのではないかと言われています。人間のような笑顔を作るにあたり、犬の目の周りや顔の筋肉が発達したのではないかという研究結果も発表されています。
しっぽを振る>笑顔
犬にとっては笑顔よりも嬉しくてしっぽを振ることの方が、人間の笑顔や「笑う」という行為に近い意味を持ちます。しっぽによる感情表現は本能的なものなので自然にできますが、犬の笑顔は人間とのコミュニケーションのために習得してくれた表情です。犬が人間に歩み寄ってくれたという証ですね!
まとめ
犬の笑顔はとっても可愛くて癒されますよね。「あ!笑ってる~♡」と嬉しくなってしまい、ついつい写真をたくさん撮ってしまいます。
犬が笑顔を見せてくれるのは
- リラックスしている時
- 飼い主さんに「好きだよ」を伝えている時
- 飼い主さんに喜んでもらいたい時
- 飼い主さんを遊びに誘っている時
などの、楽しさや嬉しさを表現している時が多いです。
厳密に言うと犬の笑顔は人間の笑顔と少し違うのですが、長い年月をかけて人間のために表情筋を鍛えてくれたのかと思うと大変感慨深いものですね。