犬の体型別!適切な散歩の回数や時間
毎日散歩を楽しみにしているワンちゃんにとって、適切な頻度の頻度はどのくらいなのでしょうか。運動不足解消のため、ストレス解消のためにも適切な頻度を飼い主として知りたいですよね。ここでは、犬の体型別、適切な散歩の回数や時間についてまとめました。
小型犬
チワワやトイプードルなどの小型犬の散歩は、1日1回、30分程度が適切です。室内でも十分運動ができること、長時間の運動をすると体への負担が重くなることから、散歩はほかの犬よりは軽めです。
「小型犬は散歩が不要」という情報もありますが、これは間違い。1日1回は外へ連れ出すことでストレス解消につながります。1回の散歩で十分な排泄ができない場合は、1日2回に分けるのもおすすめします。
中型犬
柴犬やコーギーなどの中型犬は、1回30分の散歩を2回行うのが適切です。体が大きくなれば家の中で全力ダッシュができなくなるので、散歩の中で一瞬でも全力で走れるように工夫するといいですね。
外で遊ぶのが大好きなワンちゃんは、ストレスをためないように公園で遊ぶ時間を設けてあげましょう。毎日は難しくても、1週間に2回くらいはたっぷり体を動かせる時間を作ってあげてください。
大型犬
体の大きな大型犬の散歩は1日2回、30~60分くらいの時間をかけてゆっくりと歩くことが望ましいです。大型犬の場合、運動をし過ぎてしまうのもNG。負担をかけ過ぎてしまうと、股関節形成不全になることもあるので注意をしましょう。
飼い主さんとしても、大型犬と走り続けるのはとても大変ですよね。飼い主さんの隣をゆっくりと歩かせるように、ぜひ訓練をしてみましょう。ゆっくりと長い距離を散歩するのがポイントです。
散歩に適した時間帯や注意点
犬を飼う人にとって「何時に散歩に行くべきか?」は、頭を悩ませる問題ですよね。特に暑い夏はどうすべきでしょうか。ここでは、散歩に適した時間帯や注意点をご紹介します。
散歩時間はランダムに選ぶ
実は、散歩はランダムに選んだ方が犬はストレスに感じにくいってご存じでしょうか。その理由は、散歩へ行く時間を決めてしまうと「散歩に行きたい!」というストレスがたまってしまうからです。
そして、飼い主さんが散歩へ行く時間を決めることで、主導権を握ることができるので散歩時間はランダムに選ぶことが望ましいです。とはいえ、忙しい飼い主さんにとってランダムに連れて行くのは大変ですよね。休みの日にいつもと違う時間に散歩へ行く、雨が止んだから散歩へ行くという感じで散歩へ連れ出すだけでも習慣化することを防げます。
散歩するコースもランダムにする
お決まりの散歩コースがあるワンちゃんが多いかと思いますが、毎日同じ道を歩いていると「自分のテリトリー」と思い込む犬がいます。ほかの犬に吠えてばかりいるワンちゃんには、毎日バラバラな散歩コースを選ぶことをおすすめします。
夏の散歩する時間帯に注意
猛暑の中での散歩はかなり危険。アスファルトが熱くなった道は、犬の肉球がやけどを負ってしまうので、早朝または涼しくなった夕方以降に散歩をするようにしてください。散歩へ行く際には水分も忘れずに持って行ってくださいね。
まとめ
犬にとって散歩は外の空気を吸ったり、排泄したりするための大切な時間です。体の大きさによって適切な散歩の時間があるので、ワンちゃんのためにもぜひ見直しを行ってください。毎日の散歩をもっと楽しめるように、飼い主さんとしてできる工夫をしていきましょう。