1.外出時間が長い
犬と生活していても、仕事や学校で昼間は外出しなければならないという人は少なくないですよね。ですが、あまりに外出時間が長く、犬だけでのお留守番時間が長くなってしまうと、犬の心身に大きなストレスを与えてしまいます。犬はもともと、群れで生活していた動物です。そのため、ひとりぼっちを苦手としています。もし、どうしても犬を長時間お留守番させてしまうことがわかっている場合には、その生活が改善できるまで、犬と暮らすことを諦めるというのも選択肢の1つです。そうではなく、飼い主さんの心がけ1つで帰宅時間の調節ができるのであれば、犬と暮らしはじめた時点で外出時間を減らすようにしていくのが飼い主さんの責任でもあります。
2.スマホばかり見ている
スマートフォンは、もはや現代人の生活に欠かすことのできない便利なツールですよね。一度スマホを開くと、ネットサーフィンやゲームに夢中になって時間が経つのを忘れてしまう、なんて人も多いのではないでしょうか。ですが、スマホの画面に夢中で、カワイイ愛犬からの視線を見逃していませんか?遊んでほしい、撫でてほしいのに、飼い主さんがスマホばかり見て気づいてくれないと、犬はがっかりしてしまいます。愛犬に愛想を尽かされてしまう前に、愛犬の視線に気づいてください。そして、愛犬と一緒のときには、スマホを閉じて愛犬とまっすぐ向き合う時間を設けるように心がけましょう。
3.出不精
趣味はインドアなものばかりだし、用がない限りは極力家から出たくない・・・そんないわゆる「出不精」な人もいますよね。ですが、犬にとってはお散歩はとても大切なルーティンの1つ。お散歩に行かなかったり、頻度が少なかったりすると、運動不足によるストレスを抱えてしまいます。また、お散歩には運動だけでなく、匂いによる情報収集という大事な役割もあります。犬と一緒に暮らしはじめることは、出不精を直す絶好の機会です。ぜひ、愛犬と一緒に外に出て、新たな発見をしたり、新たな人間関係を築いてみましょう。
4.喫煙
禁煙化の流れが進んでいる昨今ですが、喫煙習慣をお持ちの飼い主さんもまだまだ少なくないはず。ですが、喫煙は愛犬の機嫌を損ねる、だけではなく、愛犬の健康までも損ねる可能性があるのをご存じでしょうか?タバコの副流煙による受動喫煙の人に対する被害は、古くから取り沙汰されていますが、同様に、犬の受動喫煙も健康に大きな悪影響を及ぼすことがわかっています。「愛犬の前では吸わないようにしている」という場合も、油断はできません。洋服等に付着したタバコの残留物質が被害をもたらす「三次喫煙」という問題もあるからです。抱っこ等で飼い主さんの衣服に接触したり、飼い主さんの衣服や身体を舐める癖のある犬の場合には特に、この三次喫煙に注意を払わなければなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?当然ですが、犬を不機嫌にさせてしまうような飼い主さんでは、犬と本当の信頼関係を築くことはできません。犬がご機嫌に過ごしてくれる生活習慣は、人間にとっても心身の健康に良い影響をもたらすものばかりです。染み付いた生活習慣を直すのは容易なことではないかもしれませんが、犬と暮らしはじめたことを良い機会と思って、それまでの生活習慣を見直すのも1つですよ。